コロナ5類移行から一年。就労志向の女性の評価は?「良かった」51.5%/増やした行動の1位「外食」35.6%

2024年6月4日

ビースタイルグループ


仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『コロナ5類移行から一年』をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:441件)

調査結果概要

1.新型コロナウイルス感染症が5類に変更されて「良かった」51.5%
2.5類に変更されて行動を増やした行動「外食に出かけるようになった」35.6%
3.5類移行で増やした行動ランキング TOP5
4.屋内の職場でのマスク「十分な距離がとれていれば着用しなくてよい」36.0%
5.屋内の職場でのマスク着用について:5類移行前後での比較
6.フリーコメントより

1.新型コロナウイルス感染症が5類に変更されて「良かった」51.5%

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2.5類に変更されて行動を増やした行動「外食に出かけるようになった」35.6%

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3.5類移行で増やした行動ランキング TOP5

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4.屋内の職場でのマスク「十分な距離がとれていれば着用しなくてよい」36.0%

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5.屋内の職場でのマスク着用について:5類移行前後での比較

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フリーコメントより

・感染が怖いので外出時はマスクつけてます。周りでも感染した人もいるし、5種になったことで、実態が分からず、マスクを外せない(50代:パート/アルバイト)
・マスクせず行動できるようになり、楽と思うこともあれば、不安なところもあるが、街中などが賑わって、以前の生活に戻って来たと感じる(40代:今は働いていない)
・生活は5類前と変わらず、あまり人混みにはいかないようにしている(60代:パート/アルバイト)
・五類になったとはいえ、会社に行きづらく周りに嫌な思いをさせるのではとか、もしかしたら移すのではと、精神的に参ってる(50代:正社員)
・数が減っているようには思えないので、公共交通機関利用時には、マスク着用は心がけています(60代:今は働いていない)
・もし自分が実は感染してたらとかあまり考えなくて良いのかなと思うようになった(50代:パート/アルバイト)
・コロナに感染したくないので、感染対策は変わらないです(40代:今は働いていない)
・もっと早くても良かった。海外と比較して、慎重すぎる(50代:パート/アルバイト)
・早かったように思う。職場では、なんとなく誰もマスクを外さないので、依然マスク生活が続いているので、なんだか前に進めてない気もする(30代:パート/アルバイト)
・マスクをしないで、平気で咳をする人が増えて、とても不快に思うことが多い(40代:派遣社員)
・全く以前と同じにはならないが、少しは会食や趣味に出掛ける事に回りの反応が緩くなった(60代:正社員)
・接客業ではまだマスクを着けろという職場が多い(50代:フリー/自営業)
・コロナ禍になる前の生活に戻って、子供の試合も増えて、遠くに行くことも増えました(40代:今は働いていない)
・医療費がかかることで受診しない人が増え、隠れ感染者があちこちに居ると思う。自分のことは自分で守るしかない(50代:パート/アルバイト)
・物価があがりなかなか海外旅行へ行く貯金ができないため国内旅行したいと思うが、日本の観光地はどこもオーバーツーリズムでげんなりする。コロナ禍の方が日本の観光地は静かで楽しめた(50代:派遣社員)
・自身の職業が医療ということもあり、厳しく考えてしまう傾向はあるかもしれませんが、人が多くいる場所ではマスクは装着して欲しいと思います(50代:パート/アルバイト)
・ようやくコロナ禍の悪夢が終わり、普通の人間らしい生活ができるようになりホッとしている(40代:今は働いていない)
・変わったのか変わってないのか分からない部分もあるが、五類になって1年もたっているのかと思い驚きがある(40代:パート/アルバイト)
・全盛期だろうが5類だろうが自分はあまり気にしたことがないのでよくわからない(40代:その他の働き方)
・コロナ関連の仕事がなくなった(60代:今は働いていない)
・あんなに大騒動になったのは何だったのか(40代:今は働いていない)
・デパートなどの入り口にある消毒液を使う人が減った(50代:パート/アルバイト)
・子どもたちの学校、幼稚園の生活が戻って来て良かったと思う(40代:今は働いていない)
・マスク生活が定着してしまい、スーパーの店員がマスクを外せないのがかわいそう(50代:パート/アルバイト)
・自分の中の危険度がうすれた。感染した場合も周囲に報告しやすくなった(50代:正社員)
・1年経っても、感染者がいる状態は続いているので感染者数状況は把握しておきたい(50代:派遣社員)
・もっと早く移行すべきだった。その前は一体なんだったんだろうと疑問に思うことしばしば。今は快適だが失った日々は戻らない(50代:パート/アルバイト)
・マスク無しの生活はすごく楽になった(40代:今は働いていない)
・いまだにマスクを外すことができないでいる(50代:パート/アルバイト)
・また感染症が流行った時に、国や自治体はどのような対策を準備しているのか気になる 新型コロナウイルスの発生と感染爆発の原因も世界的に究明されて再発防止策が取られているのかもよくわからない(50代:今は働いていない)
・厳戒態勢だった時は心も狭くなっていたので、自由が得られてほっとしています。ただ、まだ感染はするので個人的にはマスク生活はやめられず着用しています。(周囲の方に強要する気持ちはないです。)(50代:SOHO/在宅ワーク)
・マスクをすることが逆に圧に感じるのでやめてほしい(40代:パート/アルバイト)
・病気の家族がいるので、抵抗力が落ちている家族に自分が外で何某かの感染源を持って帰ることを危惧しているので未だマスクを職場や外でもつけている。事情を知らない同僚などからはマスクをしていることでひんしゅくをかっている(50代:派遣社員)
・油断してか、まわりではコロナ感染者がいるのでまだまだ油断は出来ない感と、多少体調が悪くても出勤しないといけない現状があります(50代:パート/アルバイト)
・行動に制限がなくなったのはありがたいです。友達家族でお泊まり会もできるようになりました。一方で、煩わしい集まりも復活してしまったのが残念です…(30代:派遣社員)

しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

 新型コロナウイルス感染症の位置づけが、2類から5類へと変更されて一年が経ちました。主婦層を中心とする就労志向の女性にそのことをどう思うか尋ねると「良かった」と回答した人が51.5%と過半数でした。一方「良くなかった」17.9%、「わからない」30.6%と未だ戸惑いを感じている人も少なくないことが伺えます。5類移行を受けて、これまでより行動を増やしたことはあるか尋ねると「より外食しに出かけるようになった」が最も多く35.6%、次いで「より遊びに出かけるようになった」32.0%、「より都道府県をまたいで移動するようになった」28.1%と続きました。5類移行を受けて、外出自粛が求められていたころにしづらかった行動を増やしている様子が見てとれます。

 さらに「屋内の職場で仕事する際のマスク着用についてどう考えますか。お考えに最も近いものをお教えください」と尋ねたところ、「周囲の人と十分な距離がとれていても着用すべき」が26.8%だったのに対し「周囲の人との距離に関係なく着用しなくてよい」は14.3%と、いまも職場内でマスク着用の必要性を感じている人が一定数いることがわかります。5類移行前と比較すると、「周囲の人と十分な距離がとれていても着用すべき」は5.4ポイント減少し「周囲の人との距離に関係なく着用しなくてよい」は4.7ポイント増加しています。少しずつマスク無しを受け入れる方向になってきている一方で、まだまだ警戒感もあるようです。フリーコメントにも様々な声が寄せられました。新型コロナウイルスをめぐる考え方は人それぞれですが、人混みの中での咳などが気になる人もいます。5類移行後も、周囲への心配りが大切であることに変わりはないようです。
川上研究顧問


<しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 ープロフィールー​>

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。

これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ約50000人の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/JCAST会社ウォッチ解説者/日本労務学会員

◇委員等
厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)など◇メディア出演
NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数◇執筆・その他
ITメディア連載『働き方の見取り図』/JCAST会社ウォッチ連載『ここがヘンだよ会社の常識 ~兼業主夫のひとりごと』他、JBpress、日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、NEWSポストセブンなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める


調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:441名 ※女性のみ
調査実施日:2024年5月15日(水)~2024年5月22日(水)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください

<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/category/report/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>
『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ18万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先

ビースタイルグループ広報担当:川﨑・岩﨑

Mail:pr@b-style.net
お問い合わせページ:https://www.bstylegroup.co.jp/contact/