マタハラについて働く主婦に実態調査~しゅふJOB総研~ マタハラ知らない、62.9%!? 自分を含め、周りにマタハラにあった人がいる:26.7%
2016年6月7日(火)
株式会社ビースタイル
主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』(事業運営者:株式会社ビースタイル/本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)の調査機関しゅふJOB総研は、「マタハラ」をテーマに主婦会員に向けてアンケート調査を行いました。以下、結果をご報告します。(有効回答数719件)
調査結果概要
「自分の周りで、マタハラの話を聞いたことがない」62.9%、
「自分を含め、周りにマタハラにあった人がいる」26.7%
調査結果
しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より
マタニティハラスメントを略したマタハラという言葉は、今やすっかり社会に定着しました。しかしながらアンケート結果では、過半数を大きく超える62.9%の人が「自分の周りで、マタハラの話を聞いたことがない」と答えています。一方で、「自分を含め、周りにマタハラにあった人がいる」と回答したのは26.7%。このデータだけを見ると、マタハラは世の中に少ないということになります。
しかしながら、実はそのことこそがマタハラ問題の深刻さを表しているように思います。 実際にマタハラにあわなくとも、マタハラにあう前にマタハラにあうのを避けるために自ら身を引いて退職している人が一定数いるようです。言い方を変えると、マタハラが実際に起きていなくてもマタハラにあいそうな雰囲気を感じてしまう職場があるということではないでしょうか。 当社にはマタハラはないから大丈夫、と思っていても実はネガティブな雰囲気が漂っていることに気づけていないのかもしれません。優秀な女性に長く活躍してもらうには、結婚や出産を経ても女性がキャリアを継続できるような雰囲気作りが重要なのだと考えます。 |
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:719名
調査実施日:2016年4月8日(月)から2016年4月25日(月)まで
調査対象者:ビースタイル登録者/求人媒体『しゅふJOBサーチ』登録者
<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」。 そんな志のもとにつくられた研究室です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施、結果を社会に発信して参ります。
<株式会社ビースタイルについて>
企業理念は「best basic style」。時代に合わせて新たなスタンダードをつくる会社です。この理念に基づき、2002年の創業以来、働きたい主婦に対して就業支援を行って参りました。約12年間で生み出した主婦の雇用数はのべ4万人。女性がそれぞれの価値観、ライフスタイルに合わせて働ける社会の実現に向け、派遣・在宅・エグゼクティブなど、様々な『しゅふJOBサービス』を提供しています。
過去の調査結果
働く主婦層に“上司のマネジメント”に関するアンケート調査 <主婦にも成果求めるべき85.2%>(2015.7.16)
国会審議入り!派遣法改正について働く主婦に調査 ~日雇い派遣禁止に「見直し」「疑問」8割超 ~(2015.5.15)
女性の学歴、「新卒入社で最も影響」64.1%~働く主婦層に“女性のキャリアと学歴”に関するアンケート調査~(2015.3.2)
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社ビースタイル
広報担当 : 柴田、川上
e-mail:pr@b-style.net
※当リリースに関して、代表三原へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。
※本リリース引用の際は、必ず「しゅふJOB総合研究所調べ」とクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。