働く主婦が2019年に優先したい時間とは? ~しゅふJOB総研調査~ 1位:家族コミュニケーション 優先時間の希望と現実:時間不足傾向「資格勉強」など、時間過剰傾向「家事・育児・介護」
2019年1月7日
株式会社ビースタイル
主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』(事業運営者:株式会社ビースタイル/本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)の調査機関しゅふJOB総研は『優先したい時間』をテーマに働く主婦層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数528件)
調査結果概要
1.2018年に優先した時間 1位「家事・育児・介護の時間」48.7%
2.優先した時間の前年比較
3.2019年に優先したい時間 1位「家族のコミュニケーション時間」44.3%
4.2019年に優先したい時間と2018年に優先した時間との比較
5.2019年に優先したい時間と2018年に優先した時間との希望と現実ギャップ
2018年に優先した時間 1位「家事・育児・介護の時間」48.7%
◇「その他」に寄せられたフリーコメントより抜粋
猫たちとの時間(50代:パート/アルバイト)/PTA活動(40代:派遣社員)/家族や自身の通院、療育相談(40代:派遣社員)/何もしない時間(40代:その他)/転職活動(50代:パート/アルバイト)/一人になる時間(40代:正社員)/ボランティア(50代:派遣社員)/こどものミニバスの保護者としての活動(30代:今は働いていない)/ペットの世話(40代:派遣社員)/妊娠中の体調管理(30代:パート/アルバイト)
優先した時間の前年比較
2019年に優先したい時間 1位「家族のコミュニケーション時間」44.3%
2019年に優先したい時間と2018年に優先した時間との比較
2019年に優先したい時間と2018年に優先した時間との希望と現実ギャップ
しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より
働く主婦層は、2018年を振り返ってどんな時間を優先してきたのでしょうか。選択肢の中から最も多くの人が回答したのが、「家事・育児・介護の時間」で48.6%。半数近い数字になります。昨年の同調査(※)でもこの項目が1位になっています。2位と3位に入った選択肢は昨年と順位が入れ替わったものの、「家族のコミュニケーション時間」「仕事時間」で、その他の順位も昨年と大きな変化はありませんでした。
では2019年にどんな時間を優先したいのかを見てみると、トップは「家族のコミュニケーション時間」。2018年に優先した時間と比較しても大きな差はなく、2018年と同様2019年においても優先的に大切にしたい時間なのだと思います。一方、2019年に優先したい時間と2018年に優先した時間の差を表にした「優先時間の希望と現実ギャップ」を見てみると、最もギャップが大きかったのが「資格取得などの勉強時間」。資格などのために勉強時間を取りたいものの、結局はほかの時間を優先してしまった、というため息が聞こえてきそうな結果です。逆に、本当は他の時間を優先したかったのに、結局優先せざるを得なかった時間と思われるのが「家事・育児・介護の時間」です。もちろん大切な時間ではありますが、負担を感じてしまう時間でもあるのかもしれません。 これらのデータはもちろん個人差がありますが、全体としては自分のための時間をガマンして家族のための時間を優先している傾向が続いているように思います。より豊かに生きるために、自分のための時間が産みだされるよう『時産』の発想を持つことが鍵を握ってくるのではないかと考えます。 ※働く主婦が2018年に優先したい時間とは?:https://www.bstylegroup.co.jp/category/report/news-13162/ |
<しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎プロフィール>
1997年愛知大学文学部卒業。テンプスタッフ株式会社(現パーソルホールディングス)に入社し新規事業責任者等を歴任。転職後、執行役員としてキャリアカウンセリングやマーケティング部門を統括するなど、営業・経営企画・人事といった人材サービス事業のほぼ全てのセクションに携わる。業界専門誌『月刊人材ビジネス』では営業推進部部長 兼 編集委員を務め、人材ビジネス企業の経営者に向けた勉強会を企画運営。2010年株式会社ビースタイル入社。2011年より現職。
人材サービス業界の『声なき声』を社会に届けるインタラクティブメディア『ヒトラボ https://www.facebook.com/hitolabo.jinzai/』及びフェイスブックグループ『人材サービスの公益的発展を考える会 https://www.facebook.com/groups/jinzai.koueki/』主宰。有識者として内閣府 規制改革会議 雇用ワーキンググループ勉強会への参加、男女共同参画センターでの講演など、主婦人材の活躍推進や人材サービス業界のあり方について積極的な意見提言を行う。
◇委員等 厚生労働省 委託事業
平成29~30年度:民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」委員
平成29~31年度:労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」委員
一般社団法人 日本人材派遣協会
派遣事業運営支援委員会委員(平成20~21年)、派遣事業運営支援部会員(平成24年)
◇メディア出演歴 NHK あさイチ 解説/フジテレビ みんなのニュース『ふかぼり』 解説/テレビ朝日 ビートたけしのTVタックルパネラー出演、他新聞・テレビ・雑誌などでコメント多数
◇寄稿・連載歴 日本経済新聞:私見卓見『日雇い派遣は主婦を助ける』(寄稿)/時事通信『働くデキる女性たち』(連載)/マネープラス:https://moneyforward.com/media/special/shuhunohonne/(連載)など
▼ヒトラボ資料館 『是々非々』 http://zezehihi.wix.com/jinzai
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:528名
調査実施日:2018年11月19日(月)~2018年11月28日(水)まで
調査対象者:ビースタイル登録者/求人媒体『しゅふJOBパート』登録者
<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、 もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志のもとにつくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために定期的なアンケート等の調査を実施、結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/category/report/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
<株式会社ビースタイルについて>
企業理念は「best basic style」。時代に合わせて新たなスタンダードをつくる会社です。この理念に基づき、2002年の創業以来、働きたい主婦に対して就業支援を行って参りました。約15年間で生み出した主婦の雇用数はのべ10万人以上。女性がそれぞれの価値観、ライフスタイルに合わせて働くことができる社会の実現に向け、派遣・在宅・ハイキャリアなど、様々な『しゅふJOBサービス』を提供しています。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
(株)ビースタイル広報担当:柴田・兒玉・川上
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-3-10 新宿御苑ビル 6F
Mail:pr@b-style.net ホームページ:http://www.bstylegroup.co.jp/
※当リリースに関して、所長 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。
※本リリースの引用の際は、必ず「しゅふJOB総合研究所調べ」とクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。