【コロナ禍がきっかけで、仕事環境に良い効果があると思うことは?】「在宅勤務できる」48.9%、「勤務時間が柔軟になる」48.2%、「良い効果などない」23.5%

2020年6月15日

ビースタイルグループ


ビースタイルグループ(株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦/およびグループ各社)が展開する、主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』の調査機関しゅふJOB総研は、『コロナ禍の影響』をテーマに働く主婦層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数1000件)

調査結果概要

1.日々の生活においても仕事周りにおいてもコロナ禍の影響を「感じる」85.1%
2.コロナ禍がきっかけで逆に良い効果があると思うこと「在宅勤務できる」48.9%
3.「その他」に寄せられたフリーコメントより


日々の生活においても仕事周りにおいてもコロナ禍の影響を「感じる」85.1%

グラフ1


コロナ禍がきっかけで逆に良い効果があると思うこと「在宅勤務できる」48.9%

グラフ1


「その他」に寄せられたフリーコメントより

◇フリーコメントより(年代:就業形態)

・会社からマスク支給があり、社員に優しい会社だと思った(50代:パート/アルバイト)
・仕事が無くなったので、日ごろ後回しにしてることができた。(ホームビデオ編集など)
 (40代:パート/アルバイト)
・会社の本質がわかる(50代:パート/アルバイト)
・通勤時間分、多めに仕事が出きる(40代:派遣社員)
・仕事内容の見直しができる(40代:パート/アルバイト)
・これまで過重労働の人が健康になりそう(40代:パート/アルバイト)
・自宅待機日があり実質休みが増えて家事が出来て助かる(40代:契約社員)
・通勤ラッシュがなくて、通勤が楽になった(50代:派遣社員)
・職場の仲間の存在が心強かった(40代:パート/アルバイト)
・家族が家で一緒にいられる(40代:パート/アルバイト)
・悪影響の人と縁が切りやすい(30代:フリー/自営業)
・取引先内でやり切れない仕事を外注してもらえた(40代:フリー/自営業)
・衛生環境が向上する(40代:パート/アルバイト)


しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より

 世界中に被害をもたらし猛威をふるっている新型コロナウイルスは、全人類にとって憎むべき敵です。しかしながら、コロナ禍によって社会に様々な変化が生じており、その変化の中には、逆に良い効果が見られるものもあるようです。仕事と家庭の両立を希望する働く主婦に対し「あなたがコロナ禍の影響を感じるのは、どのような場面ですか」と尋ねたところ、「日々の生活においても、仕事周りにおいても感じる」と回答した人が85.1%に及びました。コロナ禍が人々にどれだけ大きな影響をもたらしているかを強く認識させられる数字です。
 
 さらに「仕事環境において、コロナ禍がきっかけで逆に良い効果があると思うことはありますか」という質問に対しては、半数近い人が「在職中の人が在宅勤務できるようになる」と回答しました。「在宅勤務できる求人情報が増える」を選んだ人も1/4以上におよび、在宅勤務が進んだことが最も大きな良い効果だったと言えそうです。また、在宅勤務に並んで同じく半数近い人が選んだのが、「時差出勤など勤務時間が柔軟になる」という回答です。全体として、働き方が柔軟になる効果を感じている人が多く、皮肉なことにコロナ禍が働き方改革を大きく進めるきっかけになっている面があります。
 
 フリーコメントには、通勤混雑が緩和されて出勤しやすくなったという声が多く見られました。時差出勤がしやすくなれば通勤混雑は緩和され、在宅勤務が広がれば、そもそも通勤の必要がなくなります。憎きウイルスとの闘いは続きますが、未曽有の危機だからこそ大きな変革が実現できる可能性もあります。コロナ禍を乗り越えながら、いかなる環境変化があっても働き続けることができるサスティナブルワークを推進し、働き方のニューノーマル(新常態)へと移行させる機会にできることを願います。

川上所長


<しゅふJOB総研所長 兼 ヒトラボ編集長 川上敬太郎 ープロフィールー>

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、テンプスタッフ株式会社(当時)入社。責任者として営業・企画・新規事業起ち上げなどを行う。転職後、執行役員としてマーケティング・求人・キャリアカウンセリング部門を統括。業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼 編集委員を経て、2010年株式会社ビースタイル入社。2011年より現職(2020年より株式会社ビースタイル ホールディングス)。
人材派遣、紹介など多様な人材サービス事業に20年以上携わり、事業現場の最前線から経営企画・人事・広報などの管理部門まで、あらゆるセクションで責任者を歴任。2011年に設立したしゅふJOB総合研究所では仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦層”のべ30000人以上の声を調査・分析。同年開設した『ヒトラボ』(https://www.facebook.com/hitolabo.jinzai/)では、人材サービスの公益的発展に資することを目的に、日々様々なテーマを取り上げて議論の場を提供。その他、人材マネジメントや法規制など、雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父。
 
◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)など
 
◇メディア出演等 NHK『あさイチ』解説、フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説,テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』
パネラー出演、他新聞・テレビ・雑誌などでコメント多数
 
◇執筆・その他 マネープラス連載『ワークスタイルの見つけ方』:https://media.moneyforward.com/series/13
日本経済新聞/日経MJ/時事通信/ITメディア/NEWSポストセブンなど執筆・寄稿多数/
大学や男女共同参画センターなどでの講演、モデレーターなど/JCAST会社ウォッチ解説者、日本労務学会員


■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:1000名
調査実施日:2020年5月27日(水)~2020年5月29日(金)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOBパート』登録者

<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/report/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ


<ビースタイル グループについて>
企業理念は~best basic style~時代に合わせた価値を創造する。創業以来、主婦の雇用をのべ13万人以上創出してきた『しゅふJOB』や時短×ハイキャリアの働き方を実現する『スマートキャリア』など人材サービス事業を主軸とし、スーパーフード“モリンガ”のプロデュースなど、新たに事業領域を広げながら、日本の幸福度向上に全力で取り組んでいるソーシャルカンパニーです。


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本プレスリリースに関するお問い合わせ先

ビースタイル グループ広報担当:柴田・兒玉・川上
〒160-0022 東京都新宿区新宿4-3-17 FORECAST新宿SOUTH 7F
Mail:pr@b-style.net
ホームページ:http://www.bstylegroup.co.jp/
※当リリースに関して、所長 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。
※本リリースの引用の際は、必ず「しゅふJOB総合研究所調べ」とクレジットを明記していただきますよう
お願い申し上げます。