コロナ禍で、働く主婦層の年末年始に変化は?過ごし方変わる 55.3%「変わらない」28.7%、「わからない」16.0%、お子さんがいない層:「変わる」48.9%

2020年12月14日

ビースタイル グループ


ビースタイルグループ(株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦/およびグループ各社)が展開する、主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』の調査機関しゅふJOB総研は、『年末年始の過ごし方の変化』をテーマに、働く主婦層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。
(有効回答数:575件)

調査結果概要

1.年末年始の過ごし方は例年と「変わる」55.3%
2.年末年始の過ごし方の変化:年代別と子どもの数別比較
3.フリーコメントより

年末年始の過ごし方は例年と「変わる」55.3%

グラフ1


年末年始の過ごし方の変化:年代別と子どもの数別比較

グラフ1


フリーコメントより

◇フリーコメントより抜粋(年代:お子さんの数)
 
<年末年始の過ごし方について「変わる」と回答した人>
・なるべく外出を控えようと思う(40代:2人以上)
・毎年海外で過ごしていたが、それが無くなり、何十年ぶりかで日本で過ごす予定(40代:いない)
・初詣や買い物、人混みを避けた生活になります(50代:いない)
・子供達と会えなくなるかもしれないです(50代:2人以上)
・帰省は控え、リモートで新年の挨拶をすることになりそう(40代:いない)
・年末年始のおやすみの日数は増えるが、コロナ禍で出かけるのは減ると思う。初詣や初売り、年始の
 ご挨拶、忘年会や新年会、新入社員の歓送迎会など(50代:いない)
・年末年始に親族集まる事が恒例だったのに、今年は唯一の楽しみがなくなりそう。兄弟姉妹家族に
 会えないのが残念(40代:2人以上)
・gototravelで近場に行く(40代:2人以上)
・収入が減ったので正月なのに家族に贅沢をさせてあげられないかもしれない(40代:2人以上)
・コロナの影響がさらに大きくなりそうなので、帰省が出来ない、旅行もしにくい、お出かけも怖いなど、
 影響が大きい(40代:1人)
 
<年末年始の過ごし方について「変わらない」と回答した人>
・毎年実家には帰らない(40代:2人以上)
・まず年末と普段が変わらない。年末だから旅行に行く とか年末だから何か特別なことをやる という
 習慣がない(40代:いない)
・いつも何もしないので、今年も何もせずに自宅で過ごすと思います(40代:2人以上)
・コロナには十分気をつけて趣味、旅行とかに毎年行くため(60代:1人)
・何故変わると思うのかが不思議です(50代:1人)
・年末年始は寝正月なので、コロナだから外出しないという事ではないので、いつもと変わらない
 お正月の過ごし方になります(40代:2人以上)
・3密に注意しながら、いつものように行事をこなす(50代:1人)
・元々旦那が仕事だから、出かけるなどもない(30代:2人以上)
・両家の実家が1時間圏内と言う事もあり、毎年日帰りで帰省する以外は特に外出しないので変わらない
 かと思う(40代:いない)
・近くの神社に行き、近所に住む父母に子供達を会わせて食事をするので、特別遠くにも行かないし、
 そんなに混んでいない場所へのお参りなのでコロナに対する密も気にならない(40代:2人以上)
 
<年末年始の過ごし方について「わからない」と回答した人>
・コロナの感染状況でどうなるか分からない(50代:2人以上)
・先が全く見えない(40代:いない)
・親が高齢なので帰省しても大丈夫かとか、収入が減ったのでそもそも帰省できるのか等
 (30代:2人以上)
・毎年旅行や泊まりなどせず、初詣も少し時期をずらして行っているため、あまり変わらないかも?
 (30代:2人以上)
・夫の意向を確認中(50代:いない)
・受験生がいるので判らない(40代:2人以上)
・友達と直接会えなくても、リモートで会えれば変わらないけど、もし会えなかったらかわる
 (50代:いない)
・帰省するつもりだったが、ずらすかやめるか悩み中(40代:2人以上)
・まだ決めていないが、いまのところ、コロナ禍ということに特に左右されることはないと思っている
 (50代:2人以上)
・今年の正月以来実家に帰っていないので、一人暮らしの母が心配。母も寂しいのか、年末には帰って
 きていいよと言ってくれているけど、帰っていいのかわからない。自分が帰ったことで母がコロナで
 どうにかなってしまったら取り返しがつかないから。でも帰りたくて仕方ない(40代:1人)


しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より

 新型コロナウイルス感染拡大の第三波が押し寄せる中、年末年始をどう過ごすかはさらに悩ましいテーマとなったように思います。仕事と家庭の両立を希望する働く主婦層に「年末年始の過ごし方は例年と変わりそうですか」と尋ねたところ、「変わる」と回答した人が過半数となりました。「変わらない」と回答した人は3割に満たず、コロナ禍の影響の大きさを改めて感じさせる結果です。
 
 調査結果を年代別とお子さんの数別でクロス集計したところ、年代においては顕著な差は見られなかったものの、お子さんがいない人よりいる人の方が「変わる」と回答する比率が高くなっています。お子さんの冬休みが短くなったり受験生を抱えているなど、お子さんがいるご家庭ならではの事情が影響している可能性があります。
 
 フリーコメントに、「帰省は控え、リモートで新年の挨拶をすることになりそう」という声が寄せられたように、コロナ禍ならではの年末年始の過ごし方もあるようです。コロナ禍の中で迎えることとなる今度の年末年始。不自由さを感じながら過ごすことになりそうです。この苦しい経験をより豊かで幸せな社会へと移行させるための糧としていくことができればと願います。
川上所長


<しゅふJOB総研所長 兼 ヒトラボ編集長 川上敬太郎 ープロフィールー>

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、テンプスタッフ株式会社(当時)入社。責任者として営業・企画・新規事業起ち上げなどを行う。転職後、執行役員としてマーケティング・求人・キャリアカウンセリング部門を統括。業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼 編集委員を経て、2010年株式会社ビースタイル入社。2011年より現職(2020年より株式会社ビースタイル ホールディングス)。
人材派遣、紹介など多様な人材サービス事業に20年以上携わり、事業現場の最前線から経営企画・人事・広報などの管理部門まで、あらゆるセクションで責任者を歴任。2011年に設立したしゅふJOB総合研究所では仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦層”のべ30000人以上の声を調査・分析。同年開設した『ヒトラボ』(https://www.facebook.com/hitolabo.jinzai/)では、人材サービスの公益的発展に資することを目的に、日々様々なテーマを取り上げて議論の場を提供。その他、人材マネジメントや法規制など、雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父。
 
◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)など
 
◇メディア出演等 NHK『あさイチ』解説、フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説,テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』
パネラー出演、他新聞・テレビ・雑誌などでコメント多数
 
◇執筆・その他 マネープラス連載『ワークスタイルの見つけ方』:https://media.moneyforward.com/series/13
日本経済新聞/日経MJ/時事通信/ITメディア/NEWSポストセブンなど執筆・寄稿多数/
大学や男女共同参画センターなどでの講演、モデレーターなど/JCAST会社ウォッチ解説者、日本労務学会員


■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数: 575名
調査実施日:2020年11月11日(水)~2020年11月18日(水)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOBパート』登録者

<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/report/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ


<ビースタイル グループについて>
best basic style~時代に合わせた価値を創造する~を共通の基本理念に掲げ、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ16万人以上創出してきた『しゅふJOB』や時短×ハイキャリアを実現する『スマートキャリア』、すきま時間で働く『ご近所ワーク』など人材サービス事業を主軸に、RPA導入支援やスーパーフード“モリンガ”のプロデュースなど事業領域を広げながら、グループ共通のバリュー「四方善」を実践して参ります。


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本プレスリリースに関するお問い合わせ先

ビースタイル グループ広報担当:柴田・兒玉・川上

〒160-0022 東京都新宿区新宿2-3-10 新宿御苑ビル 6F
Mail:pr@b-style.net
ホームページ:http://www.bstylegroup.co.jp/
※当リリースに関して、所長 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。
※本リリースの引用の際は、必ず「しゅふJOB総合研究所調べ」とクレジットを明記していただきますよう
お願い申し上げます。