GWなど長期連休の帰省は、既婚女性の息抜きになる?「なる」「ならない」が半々

2024年4月16日

ビースタイルグループ


仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『長期連休と帰省』をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の既婚女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:606件)

調査結果概要

1.GWやお盆、年末年始などの長期連休に「帰省する」70.1%
2.帰省先は「自分と配偶者の実家」53.1%
3.帰省は息抜きに「なる」50.5%、「ならない」49.5%
4.帰省するか:帰省が息抜きになる・ならない別比較
5.帰省は息抜きになるか:帰省先別比較
6.フリーコメントより


1.GWやお盆、年末年始などの長期連休に「帰省する」70.1%

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2.帰省先は「自分と配偶者の実家」53.1%

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3.帰省は息抜きに「なる」50.5%、「ならない」49.5%

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4.帰省するか:帰省が息抜きになる・ならない別比較

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5.帰省は息抜きになるか:帰省先別比較

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フリーコメントより

◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
<GWやお盆、年末年始などの長期連休に、ご自身や配偶者の実家に「毎回帰省する」と回答した人>
・正社員で働いていても 子供が小さい時はなるべく祖父母に会わせて 家族の思い出を作りたいと思う
 (40代:今は働いていない)
・息抜きにはなるが、今はアルバイトなのでその分収入は減るので生活が苦しくなる(30代:パート/アルバイト)
・日本は祝日が多すぎる。中途半端な5月連休や九月の三連休2回などやめてほしい。帰省しなくてはの強迫観念で体調
を崩した(40代:その他の働き方)
・限られた少ない長期休暇に家族でいろんな場所に旅行に行きたい気持ちが大きいのに、両実家から帰省はいつするの
 かと毎回当然のように予定を聞かれるのが苦痛です。親孝行であるとは分かっていますが、子どもたちが一緒につい
 てきてくれる旅行ができる時期もそう長くないと感じているので(40代:パート/アルバイト)
・私だけでなく、子どもたちにとっても帰省し祖父母やいとこに会って、東京ではできないような経験をすることは大
 切な時間になっている。働くことも大切だが、子どもの長期休暇などはできるだけそうした時間をなくしたくないと
 いう思いがある(40代:今は働いていない)
・息抜きになるので必ず帰ります(30代:その他の働き方)
・兄弟姉妹の配偶者や家族に気を遣って疲れるが、子供たちが従兄弟に会えないのはかわいそうなので帰省している
 (40代:今は働いていない)
・移動や混雑は大変だがこういった機会がある事で親戚が集まるきっかけになると思う。特に子どもが従兄弟と会う
 機会は少ないので一斉にお休みがあるメリットも感じている(30代:パート/アルバイト)
・近いので、どちらの実家にもこまめに帰ることができる。長期休暇の帰省は、自分たちの負担になるようであれば
 する必要はないと考えている(30代:今は働いていない)
・義両親はとにかく孫と接したがったので、孫を託して私は息抜きできるようになりました(50代:パート/アルバ
 イト)

<GWやお盆、年末年始などの長期連休に、ご自身や配偶者の実家に「時々帰省する」と回答した人>
・なかなか会えないので長期休暇での帰省はアリです。が、休暇の度に帰省はツラいので年末年始とお盆は基本的に 
 は帰省、それ以外の長期休暇は旅行やキャンプと決めてます。そこは夫婦で同じ考えでいないと不満が出ます(50
 代:パート/アルバイト)
・帰省せずに長期連休だと遠方に旅行したい(60代:契約社員)
・そもそも連休が少ないのでアレですが。帰省するのはいいなーと思います。お金も使わないのでありがたいと親に
 感謝です(30代:正社員)
・長期連休は好きな時にとりたい(40代:フリー/自営業)
・帰省が負担になる場合はストレスになるので、その場合は極力しないようにしている(50代:派遣社員)
・時々なら楽しい(40代:パート/アルバイト)
・日常から離れることにより、毎日が独身時代の休日のようにゆったりした気持ちで過ごすことができる。家族と暮
 らしていた街や風景、実家で過ごすことにより、ゆとりのあった頃にタイムスリップした気持ちに戻れる数日がと
 ても楽しみ(50代:契約社員)
・自分の実家に行くか相手方の実家に行くかは都度タイミングで話し合ってる どっちにも行かないこともあるしそ
 れぞれの実家に1人で帰ることもある(40代:パート/アルバイト)
・混雑期のため子連れ移動が大変。金銭的にもきつい(40代:今は働いていない)
・家族が集まり、法要や墓参りをする機会として重要(30代:パート/アルバイト)

<GWやお盆、年末年始などの長期連休に、ご自身や配偶者の実家に「帰省はしない」と回答した人>
・会社や業種ごとでも休みが分散されれば良い。そうすれば渋滞や混雑も少しは気にせず、ストレスためずに過ごせ
 る(40代:今は働いていない)
・気乗りも楽もないのに金と時間の無駄だと感じていた(40代:パート/アルバイト)
・実家が近かったので、特に長期連休に帰省することはなかった(60代:パート/アルバイト)
・家事をするだけで休みではない(50代:正社員)
・長期連休じたい取りずらいです(40代:パート/アルバイト)
・長期連休も1年のうちに好きな時にとれるとありがたい。サービス業は連休こそ仕事が忙しい(50代:パート/ア
 ルバイト)
・コロナ禍以降、実家に帰省する機会があまり無くなった(50代:今は働いていない)
・無理に帰省しなくてもいいと思う(30代:パート/アルバイト)
・自分の実家ならまだしも、相手の実家には自分は抜かして本人たちだけ行ってもらった方がお互いのためにいい
 と思う(50代:今は働いていない)
・主人は実家にも遊びに行くのも駄目だと言うので、いけません。主人が休みの日は、主人のお世話と家事をこな
 して1日が終わります(40代:パート/アルバイト)


しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

  GWなど長期連休のたびに話題に上ることが多い帰省。主婦層を中心とする就労志向の既婚女性に「あなたはGWやお盆、年末年始などの長期連休に、ご自身や配偶者の実家に帰省することはありますか。最も近いものを教えてください」と尋ねたところ「帰省する」と回答した人が約7割でした。続けて、「帰省する」と回答した人に「帰省先として当てはまるものを教えてください」と尋ねると、過半数が「自分と配偶者の実家」と回答した一方、「自分の実家のみ」が27.3%、「配偶者の実家のみ」も19.7%いました。

 さらに、「帰省はあなたにとって、息抜きになりますか」と尋ねたところ、「息抜きになる」と「息抜きにならない」の回答がほぼ半々でした。そこで、帰省するかどうかを「息抜きになる」と回答した人と「息抜きにならない」と回答した人とで比較してみると、帰省する人の比率は「息抜きになる」が8割近かったのに対し、 「息抜きにならない」は6割に留まりました。また、息抜きになるかどうかを帰省先別に比較したところ、「息抜きになる」と答えた比率は「自分の実家のみ」の人が72.9%だったのに対し「配偶者の実家のみ」の人は38.8%でした。義父母のもとに帰省すると気疲れなどで息抜きしづらいと感じる人が多い様子が伺えます。一方で、フリーコメントに帰省を「大切な時間」「楽しみ」と感じている人の声が寄せられているように、帰省ならではの価値や意義を感じている人も少なくありません。ご家庭ごとに個々の事情があるであろう反面、帰省を楽しめることは長期連休をより豊かに過ごす上で大切な要素の一つとなっている面もあるように感じます。

川上研究顧問


<しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 ープロフィールー​>

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。

これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ約50000人の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/JCAST会社ウォッチ解説者/日本労務学会員

◇委員等
厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)など◇メディア出演
NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数◇執筆・その他
ITメディア連載『働き方の見取り図』/JCAST会社ウォッチ連載『ここがヘンだよ会社の常識 ~兼業主夫のひとりごと』他、JBpress、日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、NEWSポストセブンなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める


調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:606名 ※既婚女性
調査実施日:2024年3月12日(火)~2024年3月19日(火)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください

<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/category/report/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>
『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ18万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」、すきま時間で働く「ご近所ワーク」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先

ビースタイルグループ広報担当:川﨑・岩﨑

Mail:pr@b-style.net
お問い合わせページ:https://www.bstylegroup.co.jp/contact/