2023年4月27日
ビースタイルグループ
ビースタイルグループで求人サイト『しゅふJOB』を運営する株式会社ビースタイル メディア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:石橋聖文)は、登録者の主婦・主夫層に対して「年収の壁」をテーマにアンケート調査を行いました。(有効回答数755名)
・2022年の年収上限「130万円以内」62.5%
・2022年に「就業調整をした」64.8%
・年収の壁問題の解決策として支持するもの「年収上限撤廃」46.2%
・もし上限が撤廃されたら「年収130万円超を希望」74.7%
・もし上限が撤廃されたら「20時間を超えて働きたい」70.1%
・もし上限が撤廃されたら「転職したい」56.4%
・転職したいのは「今の仕事よりも、時給が高い仕事」72.1%
※1 質問の際、正確には右記のように記載「106万円から119万円では15万円を給付するなど、収入の水準に合わせて段階的に金額を決めて給付する」
※2 質問の際、正確には右記のように記載「フランスで導入されている、N分N乗方式(世帯構成人数に応じて負担額が決まる。子どもが多いほど負担額が減る仕組み)」
※設問1「 あなたの1週間当たりの平均的な勤務時間をお教えください。」で「今は働いていない」と回答した方を抜いて算出
※原文のまま掲載しています
・必ずしも壁を意識しているわけではなくではなく、家庭の都合(子どもが学校に行く間だけ、長期休みは留守番できる
時間のみ)で103万以下にしかならない時間分しか働けない人もいることを理解してほしい。好きで抑えているわけ
ではない。(40代:パート/アルバイト)
・現状のままですと、働きたくても働かない選択をする人が増えてますます経済がまわらないのでは
(60代:契約社員)
・年収の壁より年齢の壁をなんとかしてほしい(50代:パート/アルバイト)
・物価は上がる一方なのに、国は国民に働くなと言ってるようなもの。(40代:パート/アルバイト)
・不要枠の上限があるから、子供にかけられなくて、働けど貧乏で、悪循環。もう少し、余裕のある働き方が出来れ
ば、子供も増えて行くと思う。(50代:派遣社員)
・転職して 年収120万なのに会社の、規模が大きいため、扶養から外れて厚生年金等支払うことになり 以前より
手取りが減りました。|早く この制度の見直しを希望します(50代:派遣社員)
・色々な議論がされてるが、現状のままでもいいと思う。(30代:今は働いていない)
・専門職に復帰しようとすると地方では片道1時間。時短勤務6時間で中途半端な収入に扶養枠は超え、
働かなかったときにはかからなかった費用負担や時間拘束と子持ちによる職場での働きにくさ(ストレス)。
結論、独身時代のスキルを捨て近所でパートか専業主婦を選ぶ。(40代:今は働いていない)
・年収は増やしたいが 高齢両親の世話 不登校のこどものことがあるので増やせない(50代:パート/アルバイト)
・そもそも、フルタイムで働くと、子育てに影響が生じる。働いて、子育てして、家事をして、はっきり言って
疲労する。だから短時間等の扶養内勤務が気楽。フルタイムで働くなら、家事は一切しないし、
結婚もしない。(40代:パート/アルバイト)
・氷河期大卒女子はどうやっても救われない??就業人生やり直したい|年金で埋めて欲しい
(40代:パート/アルバイト)
・扶養内で働いてる人はそれほど働く時間も働く体力もない人だと思うので今のままでいいと思います。
(30代:パート/アルバイト)
・交通費を年収に入れて考えるのはやめた方が良い(30代:パート/アルバイト)
・何か思ってもどうにもならないので制度に従うしかない(40代:パート/アルバイト)
・時給が上がるのに、扶養枠も上がらないのはおかしい。時給が上がるとすぐに扶養上限額が越えてしまうので
ただでさえ短時間パートなのに時間を減らすか勤務日数を減らさなきゃならないので正社員やフルタイムパート
さんに負担がかかって申し訳なく感じ、働きにくくなる。(40代:今は働いていない)
・主婦だとか育児中だとかを優遇するのは止めて欲しい。その分、老親介護中の人を優遇して欲しい!
(50代:派遣社員)
・小学生と高校生大学生では、教育費にかかる金額にかなり差があります。今、小さいお子さんへの経済的優遇が優先
あってされてるけど、教育費に一番お金のかかる高校生大学生への負担減にも注力してほしい。働きに出ても
年収の壁が八方塞がりな現状を改善してほしいです。(50代:パート/アルバイト)
・時代遅れ 女性を馬鹿にしている制度 経済社会の主は男性で、女性は補助的な立場で居続けて欲しいという男社会
の都合による制度|あと、専業主婦もパート主婦も、その夫が妻の分の年金保険料を負担すべき なんで社会全体
で負担しなきゃいけないのか?(40代:契約社員)
・多子世帯でお金が欲しいが、仕事の日数が増えると家庭との両立が困難になるため会社に『扶養枠内じゃないとだめ
なんです』と言い訳ができない。|上限が撤廃されると、フットワークが重い多子世帯はパート探しに苦労するのでは
ないかと思う。(企業はより長時間働いてくれる人材が欲しいから)||主婦を一律に見るのではなく、多子世帯など
もう少し細分化して考えて欲しい。(40代:パート/アルバイト)
・何もかも値上げで生活が苦しいのに扶養範囲内で働いて時間も減ってお給料も減るとか…節約して生活してのに
低所得者とひとり親家庭だけに給付金を配るとかありえない|年収の壁を無くして欲しい
(40代:パート/アルバイト)
・ややこしくて、何度聞いてもあまりよく理解できない。自分で計算して枠を超えないように気をつけるのも不満。
壁や枠が厳しすぎてあともう少し働きたいのにできないのがもどかしい。主婦もバリバリ働けます。
(50代:パート/アルバイト)
・扶養枠で働ける仕事が少ない。希望が通らない職種が多く、社会じ経験が豊富であっても結局学生アルバイトと
同じような仕事しかない。(40代:パート/アルバイト)
働くしゅふ層(主婦・主夫)に、2022年の年収上限の希望がどうだったか聞いてみたところ、「年収150万円(配偶者特別控除枠内)」「年収制限は気にしない」と答えた方の合計、つまり130万円を超えて働いた方は27.7%となりました。一方で、年収上限が撤廃された場合の希望を聞いてみると、「130万円超」を希望する方が74.7%で、昨年実際に130万円を超えて働いた方の比率の2.7倍となりました。
働く時間について聞いてみると、現在の勤務時間が20時間を超える人が34.7%だったのに対して、年収上限が撤廃された場合の希望では70.1%と倍増します。
しゅふ層は、年収上限がなければ、時間の面でも年収の面でもさらに多く働こうとする可能性がうかがえ、家事や子育てだけを理由に年収の壁を超えない範囲で働くことを望んでいるのではないことも分かります。
また、年収上限が撤廃された場合に転職を希望するかどうかを聞いてみると、「転職したい」「どちらかと言えば、転職したい」と答えた方の合計が56.4%となりました。転職したい仕事を聞くと「今の仕事よりも、時給が高い仕事」と答えた方が72.1%で、2位以下を大きく引き離しました。実際はより高い時給を希望していたとしても、年収の壁を超えないようにと意識しているがために、昇給や賃上げの要望を挙げる機会が妨げられているのかもしれません。
ただ、年収上限を超えて働きたいと考える人の動機は様々です。働くことに生きがいを感じている人もいれば、諸事情で働かざるを得ない人もいます。それら個々の事情にも配慮しつつ、税収・社会保険料収入獲得とのバランスも考慮した制度設計をしていくことが必要であると考えます。
2022年4月以降の時給の変化、昇給した金額や理由、年収上限が撤廃された場合の転職希望等をご覧いただけます。
https://www.bstylegroup.co.jp/uploads/nensyunokabe.pdf
https://part.shufu-job.jp/news/survey/15580
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『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ17万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」、すきま時間で働く「ご近所ワーク」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。 |
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