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【夫の家事・育児2021】既婚女性による夫への評価は?「不満あり」50.3%、子どもが多いほど「不満」比率が増加

2022年1月4日

ビースタイルグループ


仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『夫の家事育児2021』をテーマに、就労志向の既婚女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:499件)


調査結果概要

1.夫の家事・育児に「不満なし」49.7%、「不満あり」50.3%
2.「現実とイメージ」、「直近3か年」、「子どもの数別」比較
3.取り組んでいた:子どもいる・いない共に「ゴミ出し」が1位
4.もっと取り組んだ方がいい:子どもいる・いない共に「掃除や片づけ」が1位
5.夫の家事・育児の取り組みギャップ
6.フリーコメントより

夫の家事・育児に「不満なし」49.7%、「不満あり」50.3%


「現実とイメージ」、「直近3か年」、「子どもの数別」比較


取り組んでいた:子どもいる・いない共に「ゴミ出し」が1位


もっと取り組んだ方がいい:子どもいる・いない共に「掃除や片づけ」が1位


夫の家事・育児の取り組みギャップ

※家事育児で夫が積極的に「取り組んだこと」の比率から「取り組んだ方が良いこと」の比率を引いた値。
※「その他」「特になし」は除いて集計。小数点第2位を四捨五入。

※家事育児で夫が積極的に「取り組んだこと」の比率から「取り組んだ方が良いこと」の比率を引いた値。
※「その他」「特になし」は除いて集計。小数点第2位を四捨五入。


フリーコメントより抜粋

◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態:子どもの数)

<家事・育児を十分行っていて満足と回答した人>
・私自身が家事をしないので、自発的にやってくれる(40代:フリー/自営業:いない)
・在宅が多かったので休日は頭の切り替えということで台所に立つようになりました。
 以前は全くしなかったのでそれと比べたら進歩したと思います。でも、まだ全般的に家事について人ごとと
 感じている節があります(40代:今は働いていない:いない)
・一緒にやるのではなく、分担することでお互いの領域を任せられる(40代:契約社員:2人以上)
・私より給料は倍以上なのに私より家事をしていて申し訳ない(40代:正社員:2人以上)
・全部自分でやろうとせず、専門家に任せた方がよい家事もある(50代:派遣社員:2人以上)
・子供の相手はほんとに上手。妻の家事の時間を確保してくれるとすごく助かる!!(30代:正社員:2人以上)
・風呂掃除を毎日やってくれる。時々洗濯物を畳んでくれる。それだけでありがたい
 (40代:今は働いていない:2人以上)
・もう育児は終わりましたが、そもそも育児に積極的に参加するタイプだったので協力して育児をできたと思います。
 家事も積極的にするので、よく考えたらいい夫なのかも(50代:パート/アルバイト:1人)
・夫には、子どもが生まれたときから男も育児・家事の協力はしなければならない、としっかり教育してきた。
 今では普通に家事をやってくれるので、先取り教育は必要であると思っている(50代:今は働いていない:2人以上)
・私の家事について、いつも感謝の気持ちを持ってくれ、言葉に表してくれる夫に感謝をしています。
 コロナ禍で休日も自宅で過ごす中、今まで殆ど料理をしなかった夫が、土日のお昼に一生懸命作ってくれたり、
 ≪ゴミ集め~ゴミ袋をゴミ箱に掛ける≫というような名もなき家事をやってくれるようになり、
 感謝をしています(40代:その他の働き方:いない)
 
<家事・育児を少しは行っていて不満はないと回答した人>
・手伝いではなく家事は家族全員の仕事なので誰かの仕事にしない様にしてほしい(40代:派遣社員:1人)
・不満は全く無い。年齢的には自主的に家事に参加して、嫌がらないタイプかと思う(40代:フリー/自営業:いない)
・妊娠したことで、いろんな家事を任せるようになりました。もともと一人暮らし経験者であった主人はそつなく
 こなしてくれました。今後、産後もたくさんお世話になるかと思います(30代:SOHO/在宅ワーク:1人)
・仕事をしっかりしてくれれば、別にしなくていいのでは?男女の役割が違うから(40代:正社員:いない)
・手際がいいので、料理等はとても助かります。目に見えないところのこと、例えばゴミ出しの前の分別や
 食器洗い等をやってもらえたらよりいいなと思います(50代:パート/アルバイト:2人以上)
・夫が家事、育児を行うことを、特別なこと、と思わないでほしい(60代:今は働いていない:2人以上)
・コロナ前と比べると家事や育児のフォローも少しずつ増えてきた(50代:パート/アルバイト:1人)
・テレワーク中は積極的に家事・育児に関わってくれたが、緊急事態宣言が解除されたら急に忙しくなり以前より
 家事・育児の時間が減りました(40代:パート/アルバイト:2人以上)
・夜遅くまで働いているので、あまり期待していない。早く帰ってきたときにお風呂を入れてくれたり、休日子供を
 連れて出掛けてくれるので、自分ひとりの時間をもらえるので助かってる(40代:今は働いていない:2人以上)
・自分が働く様になって初めて主人の凄さが分かった。ストレスフルな生活をしているので労わろうと思った
 (40代:パート/アルバイト:2人以上)
 
<家事・育児を少しは行っていたが不満と回答した人>
・手伝うという感覚が既に違うと思う。やってくれる事はあるが、それ以上に妻の仕事を増やしていくので、
 いっそやらないで貰ったほうが楽かもしれない(40代:派遣社員:2人以上)
・主婦は家事やって当たり前(専業兼業にかかわらず)と悪気もなく言ってしまう夫なので、子どもが小さかった頃も
 ほぼほぼ私のワンオペ状態で、早20年。家事分担について話せばキレられるのが目に見えているので、
 諦めしかありません(50代:今は働いていない:1人)
・夫は在宅ワークがほとんどの一年でしたが、私が仕事から帰ってくるのが遅くても洗濯物を取り込んだりカーテンを
 閉めたりなどに気が回らないのがちょっと不満です(40代:派遣社員:1人)
・家事は言わないと手伝わない。もう少し進んで自分にできることを提案してほしい
 (30代:パート/アルバイト:2人以上)
・頼めばやるけど、頼まれなければできればやりたくないがみえみえ(50代:派遣社員:1人)
・気が向いた時にしかやらないのに「やってやった」感が腹立つ。私は毎日やってますけど?
 年中無休&無給ですが??(40代:パート/アルバイト:2人以上)
・特に何もしなくていいから、一刻も早くテレワーク解除となり、会社に行ってほしい(40代:派遣社員:2人以上)
・家事については比較的やってくれてると思いますが、一人で子供たちを連れて公園に行ったり、私に少しでも
 一人の時間を与えてほしいと思っています(30代:今は働いていない:2人以上)
・夫にというより夫の会社に。ライフワークバランスとかジェンダーレスとか、そんな意識ない。
 そもそも夫が家にいる時間がなさすぎる(40代:フリー/自営業:2人以上)
・自分の好きな家事しかしない。寝かしつけはしないで、自分の時間(ゲームなど)を優先させる
 (40代:今は働いていない:2人以上)
 
<家事・育児を全く行っておらず不満と回答した人>
・子供を産んだ覚えはないと言われた。家の夫のはなしです。あー(50代:派遣社員:2人以上)
・夫は、未だに男たるもの、台所に立つべからず。|みたいな化石のような考えの持ち主です
 (40代:契約社員:1人)
・自分のことしかやらない、やっても余計なことが増えるのでとても不満。可能であれば別居したいレベル
 (40代:派遣社員:2人以上)
・家庭を作る、生活をすることは何をしなくてはいけないのかをもっと考えて行動してほしい
 (50代:パート/アルバイト:2人以上)
・口は出すが手は出さない(50代:派遣社員:1人)
・私は専業主婦です。夫の残業時間が長すぎて、夫に家事を手伝ってもらう事はほぼ不可能だと割り切っています。
 なので、私が仕事をすると、私の負担が増えるだけで、なかなか、仕事を始める事が出来ていません
 (30代:今は働いていない:2人以上)
・近所の公園に休日パパが多い、共働き家庭のパパが朝洗濯や布団干しをしていると伝えたら『俺、今の子育て世代
 の男で無くて良かった』と平気で言う夫、腹立たしく思います。子どもが小さい頃、仕事に行くついでに
 ゴミ捨てをしてくれた主人を見た義母、『ゴミ捨てなんて、何のために結婚したの?』と言いました。その息子なので
 当然かも(50代:今は働いていない:2人以上)
・一つやると全てやった気になる(60代:契約社員:2人以上)
・家の事何もしないなら夫の給料から自分へ何割かお金をもらいたい(30代:パート/アルバイト:いない)
・家事、育児を妻の仕事だと決めつけていて、他人事で非協力的なので、協力してやるものだという認識を持って
 やってほしい(40代:パート/アルバイト:2人以上)

しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

 昨年(※)は「満足」「不満はない」とする回答が過半数となった『夫の家事育児』調査。仕事と家庭の両立を希望する妻に「2021年を振り返って、夫は家事・育児に十分取り組んでいたと思いますか」と尋ねたところ、今年は僅差ながら「不満あり」とする回答が過半数となりました。過去3か年の推移を見ても、「不満なし」と「不満あり」が拮抗して一進一退が続いてます。ただ、同じ質問を妻以外の人にイメージで回答してもらったところ、「不満」がありそうだと答えた比率が6割を超えており、イメージよりは夫への実際の不満比率は低くなっています。また、お子さんの数による違いを調査したところ、子どもの数が増えるほど夫への不満比率は高まります。子どもが増えるにつれ、妻にかかる家事育児の負担度合いと夫の関わり方とのバランスが崩れていく傾向があるようです。

 「2021年を振り返って、家事・育児で夫が“積極的に取り組んでいた”と思うことは何ですか」との質問には、お子さんがいるいないに関わらず、「ゴミ出し」が1位となりました。「2021年を振り返って、家事・育児で夫が“もっと積極的に取り組んだ方が良い”と思うことは何ですか」との問いでも、お子さんがいる妻もいない妻も同じ「掃除や片づけ」が1位となりました。家事育児で夫が積極的に「取り組んだこと」の比率から「取り組んだ方が良いこと」の比率を引いてギャップを算出したところ、「ゴミ出し」「買い物」は積極的に取り組んでいる一方、「名もなき家事」「掃除や片づけ」への取り組みに物足りなさを感じているという傾向も、お子さんがいるいないに関わらず共通しています。「名もなき家事」は、家事に積極的ではない夫にとって存在自体が見えていない可能性があります。ご夫婦の間で「名もなき家事」を含めた家事育児の全体像を共有することが、状況改善の第一歩となるのではないでしょうか。
※夫の家事・育児2020:https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/25004-2/

川上研究顧問


<しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 ープロフィールー​>

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦・主夫層”のべ35000人以上の声を調査・分析し、200本以上のレポートを配信。2021年に独立。“ワークスタイル”をメインテーマにした研究・執筆・講演、企業の事業支援および広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

人材派遣、紹介、アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げなど事業現場の最前線から、広報ブランディング・経営企画・人事など管理部門までを管轄。雇用・労働分野の有識者として多数のメディアに出演し、人材マネジメントから法規制まで雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/JCAST会社ウォッチ解説者/日本労務学会員​
 

◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員​
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度)​
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度)​
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)など​
 
◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、フジテレビ『みんなのニュース:​
ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数​
 
◇執筆・その他 ITメディア連載『「人材サービス」が滅ぶ日は来るのか?』/マネープラス連載『ワークスタイルの見つけ方』​他、
日本経済新聞、日経MJ、時事通信、NEWSポストセブン、アーバンライフメトロなど執筆・寄稿記事多数​
大学や男女共同参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターなども務める​


■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:499名 ※既婚女性のみ
調査実施日:2021年11月17日(水)~2021年11月24日(水)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者

<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>
best basic style~時代に合わせた価値を創造する~を共通の基本理念に掲げ、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ16万人以上創出してきた『しゅふJOB』や多様な働き方×ハイキャリアを実現する『スマートキャリア』、すきま時間で働く『ご近所ワーク』など人材サービス事業を主軸に、RPA導入支援やスーパーフード“モリンガ”のプロデュースなど事業領域を広げながら、グループ共通のバリュー「四方善」を実践して参ります。

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先

ビースタイルグループ広報担当:兒玉・川﨑

Mail:pr@b-style.net
お問い合わせページ:https://www.bstylegroup.co.jp/contact/media/