2022年4月26日
ビースタイルグループ
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『主婦が休める日』をテーマに就労志向の主婦・主夫層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:634件)
1.一年の中で、主婦・主夫がゆっくり休める日は「ない」60.9%
2.主婦・主夫がゆっくり休める日の「その他」コメントより
3.一年の中で、主婦・主夫が忙しいのは…「常に忙しい」52.1%
4.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
・主婦は旅行に出ない限り休みはない(50代:パート/アルバイト)
・平日は自分も仕事をしてるので時間がないし、休日は逆に家族がみんな家にいるせいで3食きっちり作らないと
いけないので面倒だし、長期休みなんてもってのほか(40代:パート/アルバイト)
・子どもがいる限り、休める日はない(50代:非常勤職員)
・1人で出かける時間が2週間に1日でもできたら、気晴らしになると思います(30代:派遣社員)
・土日などの休日に3食作るのはしんどい。たまには作ってほしいと思う(50代:SOHO/在宅ワーク)
・主婦の休みって何ですか?そもそも主婦に休める時ってあるんですか?(50代:パート/アルバイト)
・休めているからあまり不満はない(30代:派遣社員)
・家事代行サービスをもっと社会にアピールし誰もが利用しやすくし,個々のリフレッシュ時間を取る事も必要
(30代:公務員/団体職員)
・家事して育児して働いて休みなんてない(40代:パート/アルバイト)
・子供がいれば24時間365日休めない。介護してる人はさらに負担は大きい(40代:今は働いていない)
・会社勤めの方が公私がしっかり別れていて休みやすい(50代:派遣社員)
・ちょこちょここまめに自分で休みを取らないといくらでもやることはあるから、適度に休むことを許さないと
大変なことになる(30代:今は働いていない)
・生活に追われ、育児に追われて、介護に追われ、気がつけば自分の体が衰えて老後の心配をしなければならない
休みなんてほとんどなく過ごしています(60代:派遣社員)
・それぞれの家庭で忙しい時期は違うと思うので、それぞれの家庭が主婦主夫を休ませられる環境を作るのが
家庭円満の秘訣(50代:パート/アルバイト)
・毎日、家事と育児に追われ、これがいつまで続くのかと思うと、世の中には心を病む人がいて当然だと感じます
(30代:今は働いていない)
・主婦が休むと次の日家事が倍になる(40代:派遣社員)
・本当にしんどい時には誰でも休んでいいんだよという風潮にいいかげんならないのかなあと思います
(40代:パート/アルバイト)
・外食や家事代行サービスを気軽に使えるようになったら助かる。費用が安くなってほしい(40代:その他の働き方)
・パートナーとの連携が必要。自分と同程度の育児スキルをパートナーが身につけない限り休みはない
(30代:今は働いていない)
・旦那が一日中ダラダラしていても文句をいわれないが、母親がダラダラしてると旦那らが文句を言う。
なぜなのかわからない(40代:パート/アルバイト)
・旦那の希望で専業主婦ですが、子供を送り出し家事が終わるお昼頃に一息ついて横になっていると
その時間に起きてきた旦那に嫌味を言われ腹が立ちます(30代:今は働いていない)
・【主婦・主夫の休み】っていうイベントでもあればいいのに(40代:パート/アルバイト)
・子どもの独立を終え、配偶者を亡くし、一人になって初めてゆっくりと休めるのだと思う。
でも、それは悲しい気がする(40代:今は働いていない)
・休みってどういう時が休みなんだろう??昔から人間みんな休みなくやってきてるんじゃないかな?
(30代:パート/アルバイト)
・年中無休で35年やって来たけど案外と楽しかったよ(50代:今は働いていない)
・私は、フルタイム勤務ですが、仕事後も休日も仕事のことを考えるし、健康管理や勉強なども仕事だと思っている。
周囲もそういう人が多いので、主婦ばかりが毎日大変みたいなのには違和感がある。子供の有無にしても、
それを望んでいる (いた)のはご自身なのでは?大変なのが、社会や他の人のせい、みたいに言われたくない
(30代:契約社員)
・主婦は仕事が休みでも一年中家事等で休んでいる感じはないです。特に主人が在宅ワークだとストレス倍増です
(50代:今は働いていない)
・みんな完璧を求めて頑張り過ぎ。家事などは適度にサボって、休みたい時に休めばいいと思う
(40代:パート/アルバイト)
・主婦・主夫とは、職業化されたものでは無く義務付けられている。家庭内で誰かがやらなければいけない事なので
休みという概念が無い(60代:パート/アルバイト)
・休めるような雰囲気作りを国がしてほしい。法律とかではなく、テレビとかでそう言うものを取り上げるとか。
〇〇日は主婦も休もう!とか(50代:今は働いていない)
・休みはない。それでもいいと思っている。ただ、主婦や主夫が休みがなくて、外で働いている人が休み…と思って
休んでるのは納得いかない。パートナーも同じように休みがない意識でいてほしい(40代:パート/アルバイト)
・主婦に休みがない。在宅勤務になって、2年間毎日三食。なのに、働いている人の方が、偉い。
専業主婦は、地位がひくい。社会的モラハラ(50代:今は働いていない)
・仕事や家族構成、年齢などで違うと思うが、会社や家庭から離れて自分だけの時間を過ごせる時が本当の休み
だと思う(50代:派遣社員)
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層に、「一年の中で、主婦・主夫がゆっくり休める日はいつだと思いますか」と尋ねたところ「ゆっくり休める日はない」と回答した人が最も多く約6割となりました。次いで多かったのは「平日」で19.6%。「土日や祝休日」と答えた人は13.9%に留まります。ゴールデンウィークやお盆と答えた人は1割にも届かず、学校の夏・春休み期間と答えた人に至っては1%に届きません。世の中のお休みは、必ずしも主婦・主夫層にとってのお休みではないようです。
一方、「一年の中で、主婦・主夫にとって忙しいのはいつだと思いますか」との質問に対しては、学校の夏・春休み期間と答えた人が約3割に跳ね上がりました。最も多かったのは、「常に忙しい」で52.1%と過半数に及びます。また「土日や祝休日」の26.8%に対し、「平日」は26.0%と下回っています。むしろ、世の中のお休みは主婦・主夫層にとって忙しい日になる傾向が感じられます。 家事や育児などの家周りの仕事は、常に発生し続けます。主婦・主夫には、365日休みがありません。さらに、世の中のお休みは家族が家にいる分、むしろ対処すべきことが増えて主婦・主夫を忙しくしてしまいます。いま巷では週休3日制の導入が話題になっていますが、各ご家庭の中にある“週休0日”の主婦・主夫業の大変さにも、ぜひ目を向けていただきたいと思います。 |
1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。2011年に設立したしゅふJOB総合研究所では仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦層”のべ40000人以上の声を調査・分析。2021年に独立。“ワークスタイル”をメインテーマにした研究・執筆・講演、企業の事業支援および広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。
人材派遣、紹介、アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げなど事業現場の最前線から、広報ブランディング・経営企画・人事など管理部門までを管轄。雇用・労働分野の有識者として多数のメディアに出演し、人材マネジメントから法規制まで雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。
Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/JCAST会社ウォッチ解説者/日本労務学会員
<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
<ビースタイルグループについて>
『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ17万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」、すきま時間で働く「ご近所ワーク」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
ビースタイルグループ広報担当:兒玉・川﨑
Mail:pr@b-style.net
お問い合わせページ:https://www.bstylegroup.co.jp/contact/media/
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