2023年2月7日
ビースタイルグループ
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『職場でのマスク着用』をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:522件)
1.屋内でもマスク着用不要という方針なら、職場で「着用しなくてよい」41.6%
2.屋内の職場でのマスク着用について:年代別比較
3.屋内の職場でのマスク着用について:就業状況別比較
4.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
<屋内の職場でのマスク着用について「周囲の人と十分な距離がとれていても着用すべき」を選んだ人の理由>
・まだまだ感染するから(40代:今は働いていない)
・高齢者や基礎疾患のある方と接する仕事なので着用したい(40代:パート/アルバイト)
・目に見えないウィルスとの共存では、まだマスクを外すことは危険に晒される思いがあって安心できない
から(60代:派遣社員)
・職場の上司の一人が鼻マスクをしていて、コロナ感染しました。そのせいで年末の一番忙しくて大変な
時期に、社員パート全員が残業する羽目になりました(50代:パート/アルバイト)
・マスクを使用するようになってから風邪を全くひかなくなり、快適だから(50代:今は働いていない)
・感染がゼロになるまで緩和しないでほしい(50代:今は働いていない)
・鼻炎になりやすいので元々マスク常備していたのでこれからも続けます(60代:パート/アルバイト)
・私は、福祉施設でパートをしており、なかには基礎疾患のある方もいるので、しっかりマスクをして対策
しなければいけないから。(相手がマスクをしていないことも多いので。)おそらく、医療、介護、福祉に従事
する人は、同じような考えを持っていると思う(40代:パート/アルバイト)
・屋内である以上、そもそも十分な距離は取れないと思うから(30代:今は働いていない)
・マスクを着用すべきと考える人と、着用しなくても良いと考える人で対立によるトラブルが起こるなら、
着用すべきと統一してしまった方が無駄なトラブルを回避できると考えるため(50代:パート/アルバイト)
<屋内の職場でのマスク着用について「周囲の人と十分な距離がとれていれば着用しなくてよい」を選んだ人の理由>
・まだまだ油断ならないと思います(60代:パート/アルバイト)
・自分が無症状で感染症を持っていた場合に、相手にうつすことを避けるため、近距離での打ち合わせ
ではマナーとしてマスク着用を続けたいと考えるから(40代:派遣社員)
・特効薬が出ていないので、心配。周りに人が居なければしなくていいと思う(50代:派遣社員)
・距離があればつけなくていいと思うが…自分はつける(50代:今は働いていない)
・飛沫の飛散距離など考えても合理的だと思うので(40代:派遣社員)
・現在でも、人との会話がなく1人で作業している時などは外しているため(30代:正社員)
・個室がある場合などは不要と思います(40代:派遣社員)
・前後左右についたてがあっても適度な距離はないと不安(30代:正社員)
・近くで会話をするときにはマスクがないと気になるが、十分な距離が取れていれば会話が無ければ良いと
思う(60代:派遣社員)
・室内で距離があれば、マスクはいらない、でも、うろうろすると、いりますよね(60代:今は働いていない)
<屋内の職場でのマスク着用について「周囲の人との距離に関係なく着用しなくてよい」を選んだ人の理由>
・原則マスク着用不要と言われたら、着用しなくても良いと思うので(40代:パート/アルバイト)
・もうそろそろマスクのない社会に戻りたい(40代:派遣社員)
・マスク着用の有効性に比べて、息苦しさや表情が見えないなど負担が多いから(40代:派遣社員)
・マスクが問題ではないと思うから(50代:フリー/自営業)
・元々マスクは嫌い。早くなくしたい。コロナはなくならないので切りをつけるべき。息苦しいし暑い。ストレスに
なっている(60代:パート/アルバイト)
・元々必要ないもの。マスクに効果があるなら3年も終息しないのはおかしい。マスクの着用はデメリットが
多すぎる(30代:パート/アルバイト)
・既に着用していない(50代:正社員)
・昨年、欧米のどちらでもノーマスクで生活して、特に問題無かったから。その方が心身ともに健やかでした
(50代:フリー/自営業)
・マスクをしていることで、体調によっては息苦しくて仕事の効率が落ちていると日々感じている。一瞬でも
はずすとラクに息が吸えて雲泥の差を感じる。換気に気をつければ充分だと思うし、気になる人は付ければいい
(30代:パート/アルバイト)
・いつになっても日本はマスクを取れなくなるから(60代:フリー/自営業)
<屋内の職場でのマスク着用について「一概には言えない」を選んだ人の理由>
・何事も極端に走らない方が良いと思う(50代:パート/アルバイト)
・不特定多数の人との接客があるので、不安な反面、マスクで肌荒れなどもあるため、一概にどちらとは
言えないです(50代:派遣社員)
・したい人はすれば良いし、したくなければしなくていい。コロナの前と同じで、花粉症とか風邪などでマスクする
人がいたように普通でいい(60代:その他の働き方)
・外したい人が外せばいいと思う。自分は口臭やアレルギーを心配しているのと、マスクに慣れてしまったので
できればつけていたい(40代:パート/アルバイト)
・飲食店など食べ物を扱うようなお店はマスクを外すのは難しいと思う(20代:フリー/自営業)
・各自が最終判断すべきことで他人にこうしなくてはいけないと強制すべきことではないため。自分自身は病気
治療をしていて、今後もマスク生活を続ける(30代:正社員)
・職種、年齢、基礎疾患、職場環境。全てそれぞれだから一概に答えられない(50代:パート/アルバイト)
・自分はマスクはしていたいが、小さい子にマスクは可哀そう(70代:パート/アルバイト)
・およそ3年間もマスク着用生活をしていて、突然マスク着用の不要を言われても気持ちが追い付かないかも
しれないので、個々の判断に任せたらいいのではないでしょうか(40代:今は働いていない)
・そろそろ表情を見ながら話せる状況になっても良いと思う。ただ高齢の方が多い場所などでは今日はマスク
しましょうとした方が良い場合もあるように感じる(50代:パート/アルバイト)
政府は、5月8日から新型コロナウイルス感染症について5類に移行する方針を決めたと報じられました。合わせて屋内でのマスク着用についても見直しが取りざたされています。主婦層を中心とする就労志向の女性に「もし政府が屋内でも原則マスク着用不要という方針を出した場合、あなたは屋内の職場で仕事する際のマスク着用についてどう考えますか。お考えに最も近いものをお教えください」と尋ねたところ、「周囲の人と十分な距離がとれていても着用すべき」との回答が32.2%だったのに対し、「周囲の人と十分な距離がとれていれば着用しなくてよい」と「周囲の人との距離に関係なく着用しなくてよい」は合わせて41.6%と「着用しなくてよい」という回答の方が上回りました。 年代別に比較すると、「着用すべき」との回答は年代ごとにばらつきが見られたものの、「着用しなくてよい」との回答は年代が上がるにつれて減少しています。一方「一概には言えない」との回答は年代が上がるにつれて増える傾向にあり、年代が上がるほど慎重なスタンスの人の比率も上がるようです。また、就業状況別での比較においては「今は働いていない」人の方が「着用しなくてよい」と回答した比率が低く、より慎重な傾向が見られました。フリーコメントにも様々な声が寄せられており、マスク着用に対する見方が人それぞれであることが伺えます。政府から屋内でもマスク着用は不要という見解が出たとしても、当面はマスク着用に対するスタンスは分かれそうです。屋内でもマスク着用不要という見解が出したとしても、引き続き政府からは新型コロナウイルス感染拡大を防止するための注意点などの丁寧な情報提供は必要とされるのだと考えます。 |
1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。2011年に設立したしゅふJOB総合研究所では仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦層”のべ40000人以上の声を調査・分析。2021年に独立。“ワークスタイル”をメインテーマにした研究・執筆・講演、企業の事業支援および広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。
人材派遣、紹介、アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げなど事業現場の最前線から、広報ブランディング・経営企画・人事など管理部門までを管轄。雇用・労働分野の有識者として多数のメディアに出演し、人材マネジメントから法規制まで雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。
Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/JCAST会社ウォッチ解説者/日本労務学会員
<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。
<ビースタイルグループについて>
『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ17万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」、すきま時間で働く「ご近所ワーク」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
ビースタイルグループ広報担当:兒玉・川﨑
Mail:pr@b-style.net
お問い合わせページ:https://www.bstylegroup.co.jp/contact/media/
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