2023年3月8日
ビースタイルグループ
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『すきま時間』をテーマに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:473件)
1.一日の中にすきま時間は「ある」87.3%、「ない」12.7%
2.すきま時間で副業等の仕事をしたいと「思う」59.2%/世帯年収別比較
3.副業等の仕事をしたいと思う理由「収入を増やしたいから」83.9%
4.すきま時間を有効に使えると人生の豊かさは変わると「思う」82.9%
5.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
<すきま時間の有効利用で人生の豊かさは変わると「思う」「どちらかと言えば思う」と答えた人の理由より>
・ぼーっとしてるとスマホ見て終わりなので、他のことに有効につかいたい(40代:パート/アルバイト)
・何事も新しい経験や挑戦によって人生は豊かになると思うから(50代:派遣社員)
・隙間時間を積み重ねると、相当な時間になると思うので(50代:派遣社員)
・平常と違う事をすると、今までと違う人と出会う。思ってもみなかったことが起き、考えていた事と違う
事が起きる。それを新たな発見と思うと人生が豊かになる。悪い事も良い事も経験してナンボ、
経験していない人にはわからない事なので(50代:フリー/自営業)
・趣味に使うか仕事に使うか悩みどころ(40代:派遣社員)
・新たな経験により人生が変わると思うので(40代:派遣社員)
・すき間の時間でもお仕事をする事で喜んでもらえて、収入があるのは、嬉しいので
(40代:今は働いていない)
・隙間時間で資格勉強していくつか資格は取れました(60代:派遣社員)
・暇すぎるとくだらないことばかり考えてしまい、ネガティブになりがちなので(40代:派遣社員)
・隙間時間を無駄に過ごすよりは有意義に過ごすことで心が満たされると思うし、そうすれば
人生も豊かになると思うから(30代:今は働いていない)
・次の予定までに無駄に空いた時間を有効に使えるなら使いたい。掃除も洗濯も片付けも終わって
買うものも無くて仕事まであと1時間、、今は無駄にゲームや寝て過ごしてます(40代:派遣社員)
・無駄な時間が多いのでその時間を何かに費やせば良いと思う(60代:今は働いていない)
・今すでに隙間時間を使って、仕事をしています(40代:派遣社員)
・限られた人生の時間。ボッーとするのも自ら選んだのなら大賛成。なんとなく過ごすのが勿体無いと
思います(50代:契約社員)
・実際にいま、隙間時間を仕事に充てている。小さな子供を育てているから育児が中心で隙間時間で
仕事をしていて、満足度が人生で一番高いです(30代:フリー/自営業)
<すきま時間の有効利用で人生の豊かさは変わると「思わない」「どちらかと言えば思わない」と答えた人の理由より>
・時間に追われてしまいそうです(60代:パート/アルバイト)
・何もしない時間も必要(30代:正社員)
・隙間時間がなければ想いに耽る時間がなく、ストレスになるから(50代:パート/アルバイト)
・隙間を埋めればいいってもんじゃない。余白にも意味がある(40代:契約社員)
・すきま時間を有効に使えても、使えなくても、人生の豊かさは自分の心が作るものだから
(30代:パート/アルバイト)
・どれくらいの時間を隙間時間と呼ぶのかわからないが、時間に追われる生活の中で更に副業とか
考えられないし、その他の時間が充実していれば良いのでは?(50代:派遣社員)
・すき間時間以外で 豊かになれる(50代:今は働いていない)
・すき間も大切。無理に有効にと考えることがストレスになったら意味がない(40代:パート/アルバイト)
・隙間時間は、リラックスしたり、考えない時間も必要(60代:パート/アルバイト)
・隙間時間は、ゆっくりと自分の時間を楽しみたい(30代:正社員)
・隙間時間はゆっくりしたい(70代:パート/アルバイト)
・すきま時間はあくまでも隙間。真剣に何かをできる時間ではない(60代:派遣社員)
・すきま時間ぐらい、ゆっくりしたいから(50代:今は働いていない)
・今あるスキマ時間が唯一の休息時間のため、そこに無理に何かしなくてはと考えたくない(40代:正社員)
・「すきま時間」というような細切れの時間は使いづらい。人間、何かをしようとするとそれなりに準備
(物理的にだけでなく、心理的にも)が必要だからだ。すきま時間が30分なら、作業にかけられるのは
20分程度だろうか?すきま時間から本業に戻る際にもまたウォーミングアップの時間が要る。だったら、
それぞれをまとまった時間で取る方が準備が1回で済んで高効率だと思う(40代:公務員/団体職員)
<すきま時間の有効利用で人生の豊かさが変わるか「わからない」と答えた人の理由より>
・常に頑張っていなければいけないと言われている気がする。隙間時間すらも(40代:パート/アルバイト)
・隙間時間の仕事とはいえ、仕事の内容によると思います(50代:正社員)
・お金になるかわからないし、引かれるお金が多すぎて、長く働けず、少しでも手取りが欲しいから率の悪い
働き方しかできない。隙間時間があって働いてもその分引かれる(50代:パート/アルバイト)
・びっちりと予定を組んでしまうと本当にリラックスしたい時間が無くなりそうで辛くなりそうな気がすると
思います(50代:パート/アルバイト)
・別に人生を豊かにしたいと思っていないのでわからない(50代:今は働いていない)
用事と用事の合間に、ふと現れるすきま時間。仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層にすきま時間があるかを尋ねたところ、「ある」と回答した人が87.3%に及びました。続けて、「もしすきま時間があったとしたら、その時間を使って「副業等の仕事」をしたいと思いますか」との質問には「思う」と答えた人が59.2%、「思わない」は24.7%でした。副業したいと思う人の方が圧倒的に多くなっています。ただ、世帯年収別で比較してみると700万円未満では「思う」と回答する人が6割を超えるのに対し、700万円以上だと「思う」と回答する人が5割強に減少します。反比例して「思わない」と回答する人は700万円以上だと大きく増加します。すきま時間に副業したいかどうかは、多少なりとも世帯年収と関係しているようです。さらに、すきま時間を使って副業等の仕事をしたいと「思う」と答えた人に理由を尋ねたところ、「収入を増やしたいから」が83.9%と断トツでした。この結果からも、副業希望者の動機と収入との関連性が伺えます。 「日々のすきま時間を有効に使えるかどうかで、あなたの人生の豊かさは変わってくると思いますか」との質問に対しては、「思う」と答えた人が8割を超えました。仕事に家事に忙しい、主婦・主夫層のタイパ(時間対効果)意識の高さが伺えます。一方でフリーコメントには、すきま時間はリラックスしたいなどの声も寄せられました。すきま時間に対する向き合い方は人により異なりますが、副業などのプチ仕事を含め、すきま時間にできることが増えるほど選択肢が広がり、人生をより豊かにできる可能性も広がっていくのかもしれません。 |
1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。2011年に設立したしゅふJOB総合研究所では仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦層”のべ40000人以上の声を調査・分析。2021年に独立。“ワークスタイル”をメインテーマにした研究・執筆・講演、企業の事業支援および広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。
人材派遣、紹介、アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げなど事業現場の最前線から、広報ブランディング・経営企画・人事など管理部門までを管轄。雇用・労働分野の有識者として多数のメディアに出演し、人材マネジメントから法規制まで雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。
Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/JCAST会社ウォッチ解説者/日本労務学会員
<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。
<ビースタイルグループについて>
『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ17万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」、すきま時間で働く「ご近所ワーク」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
ビースタイルグループ広報担当:兒玉・川﨑
Mail:pr@b-style.net
お問い合わせページ:https://www.bstylegroup.co.jp/contact/media/
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