2023年5月22日
ビースタイルグループ
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『5類移行後の行動』をテーマに主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:834件)
1.新型コロナウイルス感染症が2類から5類へ変更されて「良かった」50.0%
2.5類に変更されて行動を増やしたいこと/増やしたい行動ランキング TOP5
3.5類移行後の屋内での職場でのマスク着用について「十分な距離がとれていれば着用しなくてよい」36.0%/5類移行前後での比較
4.フリーコメントより
着用しなくてよい」36.0%/5類移行前後での比較
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
<5類移行後の屋内の職場でのマスク着用について「周囲の人と十分な距離がとれていても着用すべき」と答えた人の理由>
・自分がコロナだった場合のことを考えるとうつしてはいけないという考えが強くなってしまう
(40代:フリー/自営業)
・5類になって行動の制約が減ったのは良いことだが、その分感染のリスクは高くなったので感染対策は
今までと変わらずするべきだと思うから(40代:派遣社員)
・まだコロナが終息したわけではないし、感染のリスクはあるから(40代:派遣社員)
・話をしなければならない場面があるならば、距離が取れていてもマスクは必要と考える(40代:パート/アルバイト)
・医療機関で勤務しているから、患者に感染を広げたくない(40代:正社員)
・飲食店勤務なので、衛生的にも必要不可欠だと考えています。防げるものはお互いに防ぎたいですし、コロナだけ
ではなく、他のインフルエンザ等の五類の病気もあるわけなので、職場やお客さんも守るために、個人的にも
していくつもりです(40代:パート/アルバイト)
・まだまだマスク着用を気にする人が多いと思うので、着用していた方が輪を乱さないで済むだろうという考えから
(40代:派遣社員)
・油断大敵だしマスク外して知らない人がこっち見てたら嫌悪感抱いてしまう(40代:今は働いていない)
・コロナの感染者がゼロになった訳ではないため、基礎疾患のある自分には、まだマスクや距離感、アルコール消毒
は欠かせない(50代:派遣社員)
・くしゃみをする人が居たりするのでするべき。暑い日でも寒い日でも私はずっとします(30代:今は働いていない)
<5類移行後の屋内の職場でのマスク着用について「周囲の人と十分な距離がとれていれば着用しなくてよい」と答えた人の理由>
・感染しない距離が保たれていれば、マスクは不要。近くにひとがいる時や会話する時は着用すれば良い
(50代:パート/アルバイト)
・しぶきが飛ばなければ大丈夫だと思うから(50代:今は働いていない)
・マスクをしていても感染が広がったので正直マスクにあまり意味はないと思うが、社内には気にする人もいるの
だろうからその人にも配慮するべきかと思ったため(40代:パート/アルバイト)
・接客業なら着けるし、配送業などで1人で運転していたり荷物を運ぶ際はマスクは外します
(30代:今は働いていない)
・マスクは嫌い。でも、通勤電車は満員。電車内では着ける(50代:パート/アルバイト)
・至近距離で人と話す際はまだ気になってしまうので(40代:今は働いていない)
・コロナに関わらず、他にも様々な感染症があるので、特に季節に応じてなど仕事をする上でのエチケットとして
心がける必要があると考えるため(30代:正社員)
・ウイルスがなくなったわけではないので、適切な距離はとったり必要に応じてマスク着用したい
(40代:今は働いていない)
・持病の方もいる中の5類引き下げなので、今まで同様モラルは守りながらと思っております
(50代:SOHO/在宅ワーク)
・マスクをすると表情がよくみえないので、十分な距離があればマスクを外して話したいな。と思った為
(30代:正社員)
<5類移行後の屋内の職場でのマスク着用について「周囲の人との距離に関係なく着用しなくてよい」と答えた人の理由>
・マスクは嫌いだから(50代:パート/アルバイト)
・季節的にマスクをしている方が危ない。熱中症になる(30代:派遣社員)
・昔と同じように、個人の体調に合わせて着脱すれば良いと思うので(40代:正社員)
・マスクをつけないといけない、という同調圧力のほうがよくないと思っているため(50代:フリー/自営業)
・個人の判断になったのにほぼしてておかしいとおもう(50代:契約社員)
・インフルエンザと同等の扱いになるので、必要な人だけ隔離すれば良い(40代:今は働いていない)
・コロナ前の環境で問題ないと思います(50代:パート/アルバイト)
・海外生活で1年以上マスクを誰もしない生活を送ってきたが、何も問題がなかったから
(40代:今は働いていない)
・マスクの弊害もある。私は喘息あるのでマスクはこれからの時期辛くて仕方ない。早く取りたかった
(50代:派遣社員)
・マスクはそもそも効果が無いと聞くから(30代:今は働いていない)
<5類移行後の屋内の職場でのマスク着用について「一概には言えない」と答えた人の理由>
・マスク着用の義務がなくなる上で、各自の判断が許されるべき。守りたい人が自己防衛で使用し、
強制されることは、自由な権利を奪うと考えます。職場では、方針の範囲内で判断します
(40代:パート/アルバイト)
・接客があるのか、他の人との距離など、職場によって違うから(50代:フリー/自営業)
・距離があっても、話をするときは、マスクをすべきと思う(50代:パート/アルバイト)
・お年寄りとか 職場にいたら配慮が必要かと(40代:今は働いていない)
・職場の環境や仕事の内容にもよる(60代:パート/アルバイト)
・基本、着ける。に賛成。インフルエンザのような薬も無いし、高齢者は見た目でわかるが、基礎疾患を持った人は
見かけではわからない。が、熱中症もこわいので、時と場合による(50代:今は働いていない)
・個人的には外していいかなと思います。が、本人や家族に基礎疾患がある人がいるなど、配慮が必要なそれぞれ
の環境が人数の多い職場や通勤電車の中ではわかりえないので、少なくとも持ち歩きは必要かなと思います
(50代:パート/アルバイト)
・いまだにマスク着用してる人が多いので、どう判断すべきか混乱します(50代:今は働いていない)
・マスクで皺隠しを覚えた女性の中には、ずっとしてたい派もいる事を理解して欲しい(50代:派遣社員)
・状況より、喋るのか喋らないのかが重要な気がするから(40代:今は働いていない)
3年にわたり、人々の生活や仕事に多大なる影響をもたらしてきたコロナ禍。主婦層を中心とする就労志向の女性に「新型コロナウイルス感染症の位置づけが、2類から5類へと変更されたことをどう思いますか。お考えに最も近いものをお教えください」と尋ねたところ、半数が「良かった」と回答しました。「良くなかった」15.9%の3倍以上の比率です。続けて、「新型コロナウイルス感染症が5類に変更されたことを受け、これまでより行動を増やしたいことはありますか」と尋ねると最も多かったのは「もっと都道府県をまたいで移動したい」31.1%、次いで29.4%が「もっと遊びに出かけたい」、24.7%が「もっと外食しに出かけたい」と続きました。一方、21.2%が「5類になる前から行動に制限はかけていない」と回答し「コロナ禍が完全に収まるまで行動は変えない」と答えた人も16.2%いました。コロナ禍に対するスタンスは、人それぞれであることが伺えます。 また、「新型コロナウイルス感染症が5類に変更されたことを受け、屋内の職場で仕事する際のマスク着用についてどう考えますか。お考えに最も近いものをお教えください」との質問には、「周囲の人と十分な距離がとれていれば着用しなくてよい」との回答が最も多く36.0%。5類移行前の2023年1月に行った調査(※)から4ポイント上昇しました。一方、「周囲の人と十分な距離がとれていても着用すべき」は32.2%から26.4%へと5.8ポイント下降しています。5類移行を機にマスク着用に対して柔軟なスタンスを持つ人がやや増えてはいますが、「周囲の人との距離に関係なく着用しなくてよい」と回答した人は5類移行前後で同じ9.6%と変わっておらず、多くの人が慎重な姿勢を保ち続けています。フリーコメントには、マスク着用に対する考え方や健康への影響など様々な観点からの声が寄せられました。5類移行後の職場のあり方については、新型コロナウイルスに対するスタンスは人それぞれであることを踏まえつつ、最適な対応について各々の職場で模索が続くことになりそうです。 ※屋内でもマスク着用不要になったら、職場の女性たちはどう考える?:https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/news-30620/ |
1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。2011年に設立したしゅふJOB総合研究所では仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦層”のべ40000人以上の声を調査・分析。2021年に独立。“ワークスタイル”をメインテーマにした研究・執筆・講演、企業の事業支援および広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。
人材派遣、紹介、アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げなど事業現場の最前線から、広報ブランディング・経営企画・人事など管理部門までを管轄。雇用・労働分野の有識者として多数のメディアに出演し、人材マネジメントから法規制まで雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。
Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/JCAST会社ウォッチ解説者/日本労務学会員
<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
<ビースタイルグループについて>
『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ17万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」、すきま時間で働く「ご近所ワーク」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
ビースタイルグループ広報担当:兒玉・川﨑
Mail:pr@b-style.net
お問い合わせページ:https://www.bstylegroup.co.jp/contact/media/
少子化の原因はなに?就労志向の女性の回答で最も多かったのは…「育児にお金かかる」74.2%、「結婚する人が少ない」57.8%、出生数と女性の仕事との関係性「一概には言えない」52.9%
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