■震災後、約40%の主婦層が“家族のため”に「お金」を増やそうと考えた。
■震災後のお金の使い方でもっとも変化があったのは「食品は高くても安全なものを買うようになった」で58.2%。
■お金を増やす方法は、「新しく仕事に就こうとした」が最多で64.5%。
主婦に特化した人材サービスを展開する株式会社ビー・スタイル(本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦、以下ビー・スタイル)は、主婦層を対象に「震災後のお金の意識」についてアンケート調査を行いました。「安全」や「家族」など自分の価値に合った部分については節約しない傾向や、震災を機に仕事への意欲が高まっている実態が明らかとなりました。
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:188名(既婚171名/独身17名、すべて女性)
調査実施日:2012年2月8日(水)から2012年2月20日(月)まで
調査対象者:ビー・スタイル派遣登録者/求人媒体『しゅふJOB』登録者
約40%の主婦が、震災後、家族のために「お金」を増やそうと考えたようです。
◎お金の使い方の変化についてフリーコメント回答抜粋
・「子供がいるので、水道水を飲み水や料理等に使用せず、ミネラルウォーターを購入するようになった。」(東京都・34歳)
・「節約意識も大事ですが、家族で過ごす時間には少し贅沢を楽しみたいと思いました。」(東京都・45歳)
・「備蓄している物をもう一度見直ししています。」(東京都・43歳)
・「安い家族旅行に頻繁にいくようになった。」(千葉県・49歳)
今回の調査により、震災後一年を経た主婦層の傾向として見られるポイントを以下にまとめます。
【1】震災をきっかけに仕事に就きたいと考えるようになった。
【2】家族の存在が働く動機につながっている。
震災直後は全体として就業意欲に低下傾向がみられましたが(2011年4月に行ったビー・スタイル調査より)、一年経って新たな仕事に就きたいという思いが芽生えてきています。そのうちの約6割は現在仕事をしていない主婦層です。家庭に眠る優秀な人材を採用したい企業にとっては採用チャンスが広がったと言えるでしょう。
また今回の調査で、「震災後、家族と以前より強く「絆」を感じるようになりましたか?」という質問に対して37%が「以前と変わらず感じる」、31%が「強く感じるようになった」、26%が「若干感じるようになった」と回答し、震災後、約94%の主婦層が家族との絆を感じていることがわかります。この結果からも、主婦層が新たに働こうと思う動機のひとつには「家族のため」という理由が含まれていることが推察されます。
株式会社ビー・スタイルでは、2002年の創業以来、一貫して主婦層への雇用機会の創出に尽力してまいりました。より多くの主婦人材が社会で活躍できるよう仕事を生み出すことで、日本経済の活性化と豊かな社会の実現に貢献したいと考えています。
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株式会社ビースタイル
広報担当 : 柴田、川上
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