■「シニア世代の親」が働くことについて、86%の主婦層が「賛成」または「どちらかというと賛成」。
■賛成の理由として、「生きがいを持ってほしい」77%、「心身の健康を保ってほしい」75%など親のことを思いやる回答の率が突出して高い。
■一方、「親が働くことに賛成」と答えたものの、実際には親が働いていないケースが45%。
主婦に特化した人材サービスを展開する株式会社ビー・スタイル(本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦、以下ビー・スタイル)が運営する「しゅふ活研究室」は、2013年4月に改正高齢者雇用安定法が施行されることを受け、11月8日(木)の「いい親の日」を前に「親世代の就業」に関する主婦層の意識調査を行いました。
アンケートでは、シニア世代を親に持つ主婦層の86%が親が働くことに賛成しています。その理由として、「生きがいをもってほしい」「心身の健康を保ってほしい」など親のことを思いやる回答が上位を占めました。 一方、賛成されつつも働いていない親は45%にいたっており、子供の思いとの間にギャップが存在していることも明らかとなりました。
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:284名(結婚経験を有す女性257名、未婚女性21名、男性6名)
調査実施日:2012年8月29日(水)から2012年9月9日(日)まで
調査対象者:ビー・スタイル派遣登録者/求人媒体『しゅふJOB』登録者
※回答した主婦層の平均年齢は41歳、親世代の平均年齢は父親が66歳、母親が65歳)
「シニア世代の親」が働くことについて、86%の主婦層が「賛成」または「どちらかというと賛成」。「反対」または「どちらかというと反対」はあわせて6%と少数派であった。
以下、「親自身の生活は自分で維持してほしいから」が30%、「働いている親の姿が好きだから」が27%とつづく。
◎フリーコメント回答抜粋
・他人との係わり合いは年齢に関係なく人を成長させてくれると思うから。(東京都・38歳・女性)
・働いていると社会との繋がりもあり、生活に張りが出ていると思う。(大阪府・37歳・女性)
・家のローンが残っているし、働けなくなったときのための貯蓄を考えて(埼玉県・28歳・女性)
◆親が働くことにほとんどの主婦層が好意的意見を持っています。
中には「親自身の生活は自分で維持してほしい」など一見厳しい意見もありますが、「自分たちに頼る弱った姿はみせないでほしい」「親は親のままであり続けてほしい」というエールの裏返しなのかもしれません。一方、「反対」理由の上位に上がったのは、「健康上の理由で賛成できない」が41%、「働きづめだったので休んでほしい」が41%。反対する理由にも親を思う子の心が伺えます。
◆しかしながら、子供(主婦)は賛成であっても、45%の親(シニア)は働いていません。
今年8月29日に成立した改正高年齢者雇用安定法の施行に向けて、シニア世代の就労機会は今後ますます増えていくことが予想されます。今回の調査は、働き続けたいと考えるシニア世代にとってとても心強い結果となったのではないでしょうか。
家族は応援しています。意欲あるシニアの方々には、家族の応援を胸に、大いにご活躍いただきたいと考える次第です。
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株式会社ビースタイル
広報担当 : 川上、柴田
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