2016年7月1日(火)
株式会社ビースタイル
主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』(事業運営者:株式会社ビースタイル/本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)の調査機関しゅふJOB総研は、参議院選挙を前に主婦会員に向けて政治に関する意識調査を行いました。以下、結果をご報告します。(有効回答数1000件)
1.主婦層の声を代弁してくれる党は第2位は自民党。1位は…?
2.アベノミクスの効果「将来の金銭的な不安が増えた」58.6%
3.都知事辞任については「辞職して当然」が71.5%
働く主婦の約80%が「選挙に行く」「期日前投票済み」と回答。票数にして約1000万票に相当します(※)。また、「自分の声を反映してくれそうな政党」については下記のような結果となりました。
※平成27年国勢調査によると、20~64歳までの有配偶女性の労働力人口は13,465,100人。その80.6%は10,852,871人となります。
フリーコメントより抜粋
<特に思い当たらない声>
・今までたくさんの思いを抱え、いつも選挙に行っていました。変えてほしい、変わってほしい。何度も繰り返してきましたが、どの政党の誰がなっても結局何も変わらない。選挙自体、ただの税金の無駄遣いです。何故投票率が下がるのか考えてほしいから行きたくないけど、そこは無視されて力のある政党の勝利になり「支持された政党」と受け止められるのもしゃくにさわるので、迷ってます。(50代 フリーランス)
・どの政党も、似たり寄ったりでこの政党に任せたいと思うところがない(30代 パート/アルバイト)
・真剣に考えて投票しても、いつも有権者とは関係の無いところで振り回されている気がして分からなくなってきた。 (50代 パート/アルバイト)
・どの党も口先だけで本当に良くしようとか考えていない!自分の利益しか考えていない!(40代 パート/アルバイト)
・自分の声の反映などという小さなものでなく、世界の中での日本はどうあるべきなのか?どのような道を進むべきなのかビジョンを示してほしい。愚民の目先の欲求を満たすだけのポピュリズムに走っている政党など要らない。構造改革にまず着手するような政党がほしい。(40代 正社員)
・選挙の投票には行くが、政治家は信用出来ない。(50代 求職活動中)
・公約を掲げても、結局のところ公約とおりにしている政党は無い。会社でいうなれば、達成していないから給料や賞与も無くてもいいはずなのに、国会で寝ていても、公約を果たさなくても、一般サラリーマンの数倍のお給料を血税で国会議員はもらっているから。(30代 求職活動中)
フリーコメントより抜粋
<「辞職は当然」を選んだ声>
・最初は実務的に有能な人だと評価していたから、本人が改心し個人的な支出分を補填するならそのまま続行してもらって良いと思っていた。しかしながら、ずる賢さが先立ち、選民意識が抜けきらないところが浮き彫りになった段階で、長の資質はないと思った。(50代 フリーランス)
・東京都は公的機関であると同時にその一番上に立つものが私的なことに経費を使うなんてもってのほか。横領にあたいするのではと思う。
退職金を払うことも解せない。(50代 求職活動中)
<「辞任の必要はなかった」を選んだ声>
・辞めるのは簡単なので、無給で責務を果たすなど辞職以外の選択をしてほしかったです。不祥事を起こしたからすぐ辞職という風潮は廃止するべきだとおもいます。 (30代 パート/アルバイト)
・確かに公私混同は良くないが、誰しも間違いはあり、それを正して頑張るというのであればチャンスを与えても良いのではないかと思う。期待していた分、裏切られたような気がしたのか。昔に比べ、自分がどれだけ完璧か知らないが、他人に対して寛容さがなくなった。相手を攻めまくり、攻撃の手をゆるめない、そういう社会がむしろ怖いと思う。子供のいじめと同じ気がする。完璧は人はいないと思う。攻めまわすより、今後、どのようにしたら、不正や公私混同がなくなるか、その方法を考える方が良いと思う。(50代 求職活動中)
<「わからない」を選んだ声>
・謝罪した上で、事実をすべて明らかにして、都民に情報開示すべきで、職務をまっとうしてほしかった。(40代 求職活動中)
・辞職をしたことで、結局それまでのことがうやむやになってしまっている。辞職をすればそれで追及を逃れてしまうのもおかしいし、新しく選ぶことで都政が滞ってしまうこともどうなのかと思うから、正直言って辞職の是非はよくわからない。(40代 求職活動中)
選挙に行く、という声が8割を超えました。働く主婦層は政治に対しても高い意識を持っているようです。 しかしながら、自分の声を反映してくれそうと感じる政党については、「特に思い当たらない」が1位で50.3%と過半数を超えました。政党として最も支持を集めた自民党が20.8%ですが、その約2.5倍にも及びます。 その数字が示す通り、フリーコメント欄にも現状の政治に対するネガティブな言葉が多数並びました。ただ、その内容を見ると真摯な意見が多く、政治への期待の裏返しなのではないかと思います。 選挙の争点について最も多くの人が選んだのが、「介護や医療費」のこと。 その後に続くのが景気対策や労働環境、年金、とどれも生活の中で身近に感じている問題のようです。 投票意欲が高く、日々の生活を通して自分なりの意見を持ち、ボリューム層でもある主婦たちの声。仮に1000万を母数とすると、その50.3%である503万票が、自分たちの声を反映してくれる投票先を探していることになります。 |
<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」。 そんな志のもとにつくられた研究室です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施、結果を社会に発信して参ります。
<株式会社ビースタイルについて>
企業理念は「best basic style」。時代に合わせて新たなスタンダードをつくる会社です。この理念に基づき、2002年の創業以来、働きたい主婦に対して就業支援を行って参りました。約14年間で生み出した主婦の雇用数はのべ5万人。女性がそれぞれの価値観、ライフスタイルに合わせて働ける社会の実現に向け、派遣・在宅・エグゼクティブなど、様々な『しゅふJOBサービス』を提供しています。
過去の調査結果
働く主婦層に“上司のマネジメント”に関するアンケート調査 <主婦にも成果求めるべき85.2%>(2015.7.16)
国会審議入り!派遣法改正について働く主婦に調査 ~日雇い派遣禁止に「見直し」「疑問」8割超 ~(2015.5.15)
女性の学歴、「新卒入社で最も影響」64.1%~働く主婦層に“女性のキャリアと学歴”に関するアンケート調査~(2015.3.2)
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社ビースタイル
広報担当 : 柴田、川上
e-mail:pr@b-style.net
※当リリースに関して、代表三原へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。
※本リリース引用の際は、必ず「しゅふJOB総合研究所調べ」とクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
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